2015.05.24 (Sun)
これらの問題も、もう数年前の私の旧ブログ時から とりあげてきているが、
いま、時間の余裕がないので、過去のエントリー記録が見つかったら、追記しておく。
『<軽減税率検討委>対象3案▽酒除く飲食料▽生鮮食品▽精米』
毎日新聞 5月22日(金)21時38分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150522-00000108-mai-bus_all
さて、「マイ ナンバー」とは、そもそもが、「給付付税額控除」を実施するにあたって必要となるから、というのが、導入しようとしていた前与党の民主党の考えだったらしい。
ところが、
監視好きな安倍政権は、日本に居住する人々全体を、くまなく監視できる強化策、「マイ ナンバー」という部分だけを、ちゃっかりと真っ先に導入し、
公明党は、ただのポピュリズムで、「軽減税率」という看板を掲げ、
ぼんやりして何ごとも疎い一般庶民にエエカッコできると踏んでるわけだ。
こういうところ一つとっても、民主党なんかよりもっと、私が、自公政権に対して、はらわた煮えくり返る理由。
ただ、
同じ自民党のなかでも、河野太郎さんあたりは早々に、「軽減税率」にした場合に危惧される諸問題点を、個人ブログにて指摘しておられた記憶がある。
その一つには、
やはり、新たな利権や得権益の発生ということも あがっていた。
そして、各方面で何かと煩わしい手間が かかることになるということも。
「軽減税率」制度の施行にあたっては、すでに開始している諸外国でも四苦八苦してきたらしい。
また、これ以上にも、貧富の実質格差が広がってしまうというオマケが つく。
ことごとくが、やっぱり、だ。
公明党案では、精米のみの場合とかも出しているというのだが、
いまどきの世のなか、そんなもので、家計の苦しい層にとって、どれだけの善政になるというのだろうか。
ばかばかしいったらありゃしない
昨今、
「既得権益は潰せ!」「既得権益ゼッタイゆるせぬ!!」
という声かまびすしいというのに、一般庶民のオメデタさよ。
赤子のごとくに手を捻られても、怒りの声さえ あげられぬか。
「ネットの真実」のおかげで、リテラシーを身につけたという者たちは どうした?
一億国民の教育レベルは、結局、戦前・戦中なみか。
哀れな「先進国」があったもんだ。
住居にトイレもないので、薄暗い時間帯の草むらで、女性は怯えながら、しゃがんで用を足すというインドの庶民でも、携帯電話やスマホの類は日用しているという酷くアンバランスな内実と本質的に変わらんのじゃなかろうか。
それに、「マイ ナンバー」制度は、実施してきた幾つかの他国では、すでに大変深刻な犯罪等の問題を引き起こしているという。
もちろん、わが国でも、あとあと、とんでもない事態に陥る恐れは高いはずだ。
なんといっても、国家から地方お役所、大企業のレベルにおいてさえも、いまだに、ITセキュリティ全般についての基礎意識が低過ぎる日本だもの。
それでも、もしものことが起きても、政府はノラリクラリと、
「国民はアンダーコントロール」とばかり、ごまかしてウヤムヤにする懸念は大きい。
それにつけても、安倍し政権の腹黒いことよ(怒)
そして、
コバンザメ公明党の軽薄なことよ
「軽減税率」ではなく、「軽薄税率」だな(嗤)
とっとと潰れてくれ、自公政権