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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2016.10.10 (Mon)

石原さとみ『校閲ガール』、放送事故レベルの現実乖離に批判殺到 「校閲をナメるな」
Business Journal 108()1250分配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161008-00010004-bjournal-ent

 

うん、私ね、数年前に、例の『産経』系ブログ サイトで旧ブログを やってたとき、産経の校閲部所属の人たちが、時おり、執筆したコラムが出ると、必ずのように目を通して、特に思うところが あれば、自分のブログで話題にしていた。

そのときのエントリー記録を探し出すのが、またもメンドウなので、ここに載せることは できないけど。。。

 

上記の記事で、

結果として出版物全体の質の低下を招くと述べていることも、
以前から、私も、おりに触れ、述べてきた懸念と同じ。

 

 

いまでは、おそらく多くのかたが ご承知のようにw産経シンブン自体は アレなんだがww

さすがに、純然たる校閲分野の話に、本社の経営方針とか思想的歪みとかいったことが介入する余地は、ほぼ ないわけでね。

かつ、私自身が、この方面の職業に従事した経験が あることから、それを話題にしたエントリーをアップしたことが、あの頃、何度か あったので、

今回、この職業に就いているという若い女性を主人公に据えたドラマが始まったという記事を読んで、

「へ~え、それは珍しや」

と思い、苦笑しつつ読み始めて即、

 

ありえねぇわw」。。。

 

というのは、くだんのドラマの設定が、案の定の荒唐無稽さ、という意味で、ですよ。

 

 

それ以外にも、同じく『産経』の一般記者さんが、エッセイ的な軽い内容の記事だったかで、

青色吐息」云々

と大真面目に書いてたんで、

「なんや それ、青息吐息emojiと言うのなら昔から ある表現やけど、もしかして、『桃色吐息』emojiという歌謡曲の題名とゴッチャにしてへんかー?」

とツッコんだことが あった()

 

ま、いちおう、新聞社と名の付く所でも、特に、いまどきの若い記者ほど、このような無知の傾向を増しているのは実感しているのだが、

ほんとうに、ことばを知らない人、誤った言いかたが罷り通り易くなったのも、ネット投稿が一般人にも普及してから、ますます増えているような気は している。

 

また言っとくけどw

例の『OKウェイヴ・おしえてgoo』を根城の一部とする「カルト連」の一味であるbragelonneね、

あの、

「はぁ。。。」(吐息)ていう、
ウヨご愛好らしき本居宣長は「モノノ アハレ」論なるを
のたまわります」センセイがさ、

よりによって、フランス語だの、「言語学の専門家」なんたら自称してたっつう()
いーから、おまえさんは、日本語の基礎から身につけて、それから一席ぶちなさいよね、っての(嗤)
ウヨとか、なかんづくネットウヨって、こういうのが夥しいね。(軽蔑)

 

自称「心理学徒」「心理学の専門家」の自己愛性人格障害女も引き下がるレベルか()

 

大迷惑と侮辱こうむった私は、「汚気・愚」運営側が、あまりにも無責任なので、あの当時、自分で、いちおう調べてみたらば、

センセイ「本名」としている氏名でもって、関係方面の著作を出しているという、胡散臭い情報も出てきた。

しかも、あろうことか、

どこぞの地方大学図書館が、その「著作」を、購入していたという記録を見たときは、わたしゃ我が目を疑って、唖然と いたしましたよ。())

 

ま、このセンセイの正体、やっと近頃になって、ひょんなことをキッカケに、ほぼ確定できたので、今後の楽しみであることは、先日のエントリーで触れておきました。

 

 

ところで、

そう言えば、以前にも、家庭に事情ある子どもたちが生活する養護施設という舞台設定のテレビ ドラマが、現場の従事者、実際の経験者である子どもたち当事者を含め、各方面から非難轟々になったことが あったなあ。

 

まぁ、テレビ ドラマなんだから、敢えて「想定内」でしょ?と言えば そうも言えるんだろうけど。

 

コメント投稿のなかにチラホラ見える、

(文句を言う人が いるのは、その職業に就いている人たちが)
「バカにされたような気分になるからでは?」
という憶測による指摘にも、全く、ピンと来ません。

それを言うのなら、むしろ、荒唐無稽なほど華やかというか、ハデっちいイメージで描かれていることのほうが、気にかかるというのじゃないのかなあ。

つくられたドラマを現実にあることと、すっかり思い込む人、多いのだから。

 

もっとも、私自身は、このドラマを見てないし、今後も見る気は ないので、よくわからない。

一般的な編集担当者が主人公なら、それほどの荒唐無稽でもないかと言える点は ありそうだけど。

 

 

くだんのテレビ ドラマでも、「編集vs.校閲」という対立構図を設定されているそうだが、それってのは、

新聞社における、一般の記者と整理部の仲が悪くて?

(金棒じゃなく)モノサシ振り回してる鬼!」

(記事を書く)悪魔!!」

と互いに罵り合いながら仕事してますとかいう、この笑い話、

私が、『産経』系サイトでの旧ブログで書いたように、むかし、どこかから聞いたか何かで読んだかした話なんだが、これとソックリ?なのねえw

 

 

かく言う私は、実は、若い頃、作家とかシナリオ作家を目指して勉強していた頃が あるし、社会人として最初の職業は、ライター、コピーライターが出発点だったし、時期の長短含めれば、かなり、いろんな職業を経験したほうだと思うけど、なかでも、校閲という分野は、かなり長く続けた。ちなみに、コピーライターと校閲とでは、真逆の世界というコトバが当てはまる。それを同時に こなしてたこともある私ww

なので、私の職業生活は概ね、コトバを相手にしてきたと言って過言でない。

と言うのも、

私が背負っている身体障碍の影響から左右されていたという、
およそ適性や好悪は超えて、のっぴきならぬ個人的事情が あったからなんだけども、それは さて置き、

くだんのテレビ ドラマの原作なり脚本を書いた人が、「校閲」という職業について、どこまで、きちんと取材して、その本質や実際を知ったうえで、ドラマ化するための敢えての「デフォルメ」等を行なったのかは、もちろん知らないのだけれど、

やれ警察が、銀行員が、ナースが、と、いずれの職業に従事する主人公を、思いっきりデフォルメなり、付け足しして描いていたとしても、これらの職業は、世間的に、けっして珍しいものではないのだし、こういう職業を持つ家族が居る人となったら、その何倍も多いわけだ。

 

だが、校閲なんて職業は、インターネットやウェブが幅を利かすようになった昨今、ひとくちに出版業界だ編集業界だと言っても、そういう分野のなかに居てさえも、本当のところに疎い人が大半だろうし、大手の新聞社それも、旧来の紙媒体に従事している人でもないと、まず、詳しくまでは知らない世界だろう。

 

(続く)

 

 

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