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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2022.05.22 (Sun)

【続】なぜ こうなった、日本経済の続き。

 

この現代に おいてさえも、戦争となれば、やはり、堅実な「兵站」というものは欠かせない重要事で、実際の働きを各方面で大いに担う存在である兵士たちの処遇に関することも特に大切だ。

 

企業トップらは、「安売り」も「差別化」という方向で、目先の利益を得るために、一般社員・従業員の人件費から削減していくという、最も安易で危険な方向に走り出した。以来、そのまま、止まることが できないというか、するつもりも なさそうだった。

 

校閲業務に携わっていた当時の私の視点からは、むやみとIT導入を すれば いいというものでない分野には真っ先に、あくまでも、その分の人員・人件費削減をセットにした目論みから、いきなりITに頼るわけにいかないはずのことから拙速にも進めた。

結果、障碍を殆ど気にせずに就けるだろうからと思って、やっと、現場で、ほぼ自力の蓄積で身に付けてきた仕事を失ったことも あった。

その反面で、

ほんとうにIT化を逸早く促進すべき方面はチンタラと鈍く、昔から象徴的とされていた「ムダな会議」などの旧弊も捨てることなく引きずり続けて、

結局は、中途半端なIT化と旧態依然とが同居しているという、甚だ奇妙な状態のまま、こんにちに至っている。

だいたい、企業トップも政界トップも、ITにトンと疎いままのジジイという存在が、いまの日本の、取り残された状態の理由を体現するシンボルのようなものだ。

 

思えば私個人的にも、何らかの組織・団体、特定政党を支持する有権者と政治屋連中の混じり合い絡み合う、政争と言う名の既得権益争いの ごつごう「政治」に振り回されて、いらぬ苦労を味わうハメになっていたのだなということを、今さらにして、つくづく自覚する しだい。

 

そうして、

「自己責任!!」

の叫び声が谺し続けている、この国が残したものは、

周辺の他国に対する疑心暗鬼、

マイノリティや弱者への蔑みの心、

いつ何時、襲い来るかしれない大災害への不安と怯え。

 

それでも、目を逸らし続けている。

恐らく、終わりが来る その日まで。

 

そりゃ、子ども産みたくもねえわ、こんな国で。

われわれ底辺庶民は、いじめ殺されるか、いずれは被災して死ぬかだもんね。

 

 

さて、
いわゆる「バブル」崩壊については、真っ先に
不良債権処理の大失敗、『日銀』の不良債権問題対策の失敗も挙げられているが、(宮澤政権時に、金融機関への公的資金導入を提案するも、マスコミを含めた各界から猛反対が巻き起こり、首相自身も、あまりヤル気も なさげな腰砕けになって終わったという。)

90年代に入ったあたりからは、もう すでに、当時の私が勤務していた職場でも、「終わったなあ。。。」というふうなセリフが飛び交い始めていたのを憶えている。

そうして、90年代後半からは、企業や、特に金融機関の大型倒産が相次いでいった。

 

 

もともと日本は、大昔からの『皇室』行事全般にも代表され、近・現代の先端産業に至るまでも明らかなように、自分で一から産み出す能力には乏しいので、ほぼ常に、他国や他民族が考案・開発したものを土台に、それより いっそう使いやすくするための観察・分析を行なったうえで、大概は細々した付加価値をも添えて、あとから乗り込むパターンを とってきた国民性だ。
要するに、図抜けた「天才」というよりも、真面目にコツコツな「優等生」気質なんだろう。

 

近年は、国家の施策などでも、他国が やって失敗したことを、わざわざマネしているのか?と訝りたくなるような しまつで、しかも、周回遅れと きている。

 

なぜか、あさはかな「ウヨク」連中が有難がってる中曽根氏の政権は、1982年11月~87年11月にかけて続いたが、

あたかも麻薬のような、いわゆる「バブル」の発生を、次いで、その悲惨な崩壊以降、ずっと続くこととなった日本経済低迷の時代の糸口を招いたのが中曽根政権だという指摘も ある。

 

ところで、

『中曽根政権』直前の1982年6月に『BM産業スパイ』事件というのが起きている。これなんか、もろに、入れる箱、すなわち「ハード」は真似しやすいけど、なかみ、「ソフト」を発案し、実現させるのは苦手、という日本人の特徴が出てしまった感じの事件だな。

 

で、

当時は『G5』としての「協調介入」で あった、例の『プラザ合意』のときに、出席した大蔵大臣が、竹下さんだ。

のちの首相時代、いまだに揉めるタネであり続ける『消費税』を導入し、
あのクッダラナイ『ふるさと創生』とかで、日本列島の津々浦々に1億円バラ撒いたことも あった竹下さん。
田舎者の能力やセンスを見極めて、それで、何なの?という感想しか ないわ(呆)

ついでやけど、

「アベノマスク」で嘘臭い媚びを披露し、社会的弱者を侮辱する発言を行なった、この人の孫だとかいう芸能人のナントヤラ、わたしゃ、アベシと同様に大キライですわ。

 

 

当時の『アメリカ』大統領レーガン氏が来日した おりは、日本のマスコミも熱烈歓迎の ようすだったが、
若かった私なんかは、政治・経済の難しいことまでは考えていなかったものの、ただ、やたらとアメリカ大統領に媚びまくる日本の首相に、
なんかキモチ悪いな、、、emoji

という印象が残っている。
「不沈空母」云々と言うセリフにも、素朴な不快感が あった。

こうした、
アメリカに思いっきり媚び媚びの日本の首相、という定番スタイルは、以後も代々ずっと続いていった。
それは、ウヨらが言う「媚中」なんてレベルのものじゃない。

主として、商売人の思惑が大きかったであろう「媚中」も問題だが、

「媚米」は、もっと年季が入っていて、もっと複雑怪奇だ。

 

アメリカ、アメリカ、アメリカ、

すべてはアメリカが絡む、日本の命運よ。

 

つい最近も、ガス田か何かの掘削施設を、『東シナ海』の中国側ラインすれすれに新設し始めたというので、中国に対して、日本政府が抗議したらしいのだが、

まあ、いまでは、あちらさんの技術力や経済力のほうが上まわってきてるわけだし、真逆に、ビンボボ化が進行中の日本は、以前からモタモタ モタモタしてるっつう話も あったからね、
中国側も、グズを待ってられっかよ!てなもんなのだろうか。

そういった海底資源を取り出すことの特異なまでの熱心さは、大喰らい中国としては、エネルギー供給問題の喫緊性が殊のほか高いからだろうとは思っていたけれど、

最近の『ロシア』との事情展開も あることだし、
「あんたとこは、仲良し()プーチンのロシアから融通をタップリ増やしてもらったらエエやんかいemoji
と、私ですら、ちと、ピキッとしたものを感じは したがw

だいたい、何事も腰が重いんだろうね、日本側の姿勢も。

 

 

ひるがえって、

どうやら、『フランス』の極右政党党首と同様に、おカネのことで弱みを握られていたらしいトランプ前大統領でさえ(←こういうのって、「国賊」とか「売国奴」とか言うんちゃうの?)、個人的に「恩義あるプーチン」に倣ってか、しまいには、子分のアベシに対する疑念すら もよおしているということを隠さなかったくらいだ。

すべて言いなりに従い、
お相伴したゴルフ場では、おなかを見せて媚びるかのように、ひっくり返って横たわり、誘うように、手足バタバタさせてた、涙ぐましいアベシにすらもw

 

一方で、

お見かけしたとたん、小犬のように喜色満面の小走りに駆け寄り、懇願してまで来てもらった温泉では、さぁー!裸の つきあい つきあい♪とばかり、背中まで流してあげようとしたらしいプーチン大統領が、結局、どういう態度に終始したことか、

さすがの「鳥アタマ」日本人と言えど、少しは、国民としての羞恥と共に屈辱の記憶の片鱗くらい残っているはずだがな。

 

あまりに媚びすぎたもんだから、国家の威厳なんてものはカケラもないよなあ、日本って。

このうえ、いよいよビンボボ国家になっていけば、ただ憐憫の対象として、世界じゅうから持て余されてしまいそうだぜ()

 

ウヨどもに言っとくけどな、

ビンボボ国家にゃ、オマエさんらが大好きな軍事関係に注ぎ込むカネなんか ねえし、

無理に注ぎ込んだら、即で国民全体の生活を逼迫させることになる。
それは、即で、国力を落とすことになる。

戦前・戦中の『大日本帝国』を真似してるとしか思えない、けど、
それすら実現できてない()滑稽な「金王朝共和国」まっしぐらだぞw

 

ただし、
いまでは、「王朝」も「英雄」も「ヒーロー」に値する存在も、この日本には、もう ないのだ。これからもな。

 

だったら、いまこそ、一般の有権者・国民は、どうするしかないのか。

 

「力なき正義や理念」は、たしかに、しまつの悪い、役立たずでしかないだろう。

しかし、「理念と正義なき力」は、阿鼻叫喚の破壊と暗黒を齎す。

 

「力」こそは、正義や理念を備えていなければ ならないのだ。

 

ならば、その「力」とは何であるのかを考えなければ ならない。

 

要領の良さや狡猾さばかりを官民挙げて磨くのでは なく、

真の知性と論理力と哲学精神を養わないとね。まじで消滅するよ。

何年も前から私は言ってきたように、

典型的な「大国間に挟まれて右往左往、難儀する小国」の姿、
それが年々あらわになってきている日本。

 

 

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Updated   
2022.05.21 (Sat)

なぜ こうなった、日本経済の続き。

 

しんどいのが ぶり返してしまって、先行エントリーの続きをアップするのが遅くなりましたわ。。。emoji

 

さてですね、

日本は「生産性が低い」「成長できない」、
そりゃまた、いつから、どうして?と、首を傾げるばかりだった私。

いちおう、戦後の「高度経済成長」期、やがて公共事業や不動産投資中心に大いに注力した『中曽根政権』から、ドル高に苦しんでいた『アメリカ』を救うための『プラザ合意』のみならず、今度はドル安だからと、『ルーブル合意』にも至り、で、

わが国のほうは「円高ドル安」によって発生した「バブル」の時代それ以降から、こんにちまでの日本を生きてきた私なのだけれど、そこまでの流れを、しっかりと理解し、詳細に記憶しているかというと、そんなことは ないのである。動きが激しいうえに、けっこう ややこしいのよねえ。

 

とにかく、どんなに「景気が良い」とて、世間が浮かれ、沸き返っていようと、私個人は、そんなことからは遠く、およそ人並みの人生とは言い難く、
子ども心にも、「この親のとこへ生まれてきてしまったからには、、、emoji」と、
どうしても、なんか暗い将来の予感が もたげてきて不安で、
もう、生きてるだけで精いっぱいだわ、てな感覚だったよ。
外見は、おっとりノホホンに見えてたらしいけどね。
『私の苦悩は、誰も知らない』。

だって、人並みの身体条件でないうえ、家庭環境劣悪だったんだからさ。

せめても、どっちか一つにしてもらいたかったわよ、まったく。emoji

 

 

そして、やはり若い頃は、政治や経済の世界についての関心は、それほどには なかった。

それでも、のちの職業では、新聞などからの情報をマメに得ておかなければ ならなかったので、同世代と比べて、かなりの関心が あるほうだったろうとは思う。

 

ただ、「バブル」の頃には、うちの近所周辺でも、まさに「土地成金」が、けっこう発生していたようだったことはウッスラ憶えている。

うちの実家は、もともと、この地域とは全く無関係な遠方から引っ越してきたので、「よそ者」と見做されてきた部類だったし、もちろんのこと、「土地持ち」なんぞでは ないのだが、私が幼稚園・小学生時分あたりから、住宅などがドンドンと増えていったので、それだけ、うちと同様の「よそ者」が大勢、流入していたわけだろう。

それまでは、ほんとうに田畑だらけの、大多数は先祖代々からの中小規模農家が多かった地味な地域だったようだが、せいぜい、市の中心部にでも出向かないかぎり、日常の買物を する店舗ですらも、近辺ではロクに見当たらないほどだった ここいらも、あの頃、田畑を手離し、農家、少なくとも専業は やめて、マンションやアパート経営に乗り出した「土地成金」が続出していたようだ。
そんな「土地成金」が闊歩している姿を指して、うちの母親なんかは、

「きょう、駅で電車を待ってたらな、まあ、いかにも成金まる出しの、センスも何も あったもんやない品のない金ピカ趣味のカッコして、得意そうに歩いてるオバちゃん見かけたけど、ほんま、ここいらの土地持ち百姓まる出しやった」

と、思いっきり嘲笑していた。

 

あの当時、たしか『NHK』でも、

「さああ!好景気日本の皆さん、ハリキッて まいりましょー!!」

みたいな盛り上げ調子のドキュメンタリー番組やってたのも憶えてるよ。

 

そして、うちの親父も何を浮かれたのか、どこぞの株に投資して、完全に失敗していたw

もともとケチで小心な性分だったせいか、辛うじて、「お試し」程度から始め、アッと言う間にビビりまくり、ほうほうの体で撤退したから、大きな損害にまでは至らずに済んだらしいが。

 

 

私自身は、病気しながら働いた頃は特にだが、なぜ、こんなにシンドイのか、報われぬ思いを しなけりゃならないんだか?と、派遣や非正規の身分で働いていたときの辛い記憶ばかりが重たく残っていて、
あとから気づいた小泉政権やケケ中らの やっていたことについても、憤りは消えない。

 

日本だけが取り残されている状態の発端には、まず、「バブル崩壊」の後始末に失敗したこと。そして、その後の「IT(情報技術)導入」が、あまり うまく いかなかったからだという2大指摘が あるようだ。

この指摘は何ゆえというと、これも あとになって思い当たったのは、私自身も若い頃から、盛んに言われ始めた「リストラの嵐」ってやつ。この毒が、すでに回っていたこと。

 

つまりは、すでに人手不足が始まっていたのであり、しかも、企業組織に おける「育成」ということを かなぐり捨て始めていて、私自身も、この網に絡め取られていたところの、やみくもな「即戦力」なるものをば求め始めた企業は、当然、深刻な人材不足の道へと、まっしぐらに足を踏み入れていた。

そのため、怒涛の如く押し寄せてきていた世界規模の大波、「IT」化への準備や移行に注力する体力が、もはや、殆ど残っていなかったのであるらしい。

 

日本だけ取り残され、浮上できないままでいるという、
世界じゅうから、その不可解さは特異レベルとまで見做されている状態に陥ったままであることは、これらが直接的にして大きな原因だったのだというわけらしい。

 

それでも、短命だった旧『民主党』政権の後半からは、景気は明らかに上向き始めていたというのに、

多くの国民、有権者たちは、よりによって、胡散臭い「バイ!マイ!アベノミクス!!」と歌い、「官製相場」を繰り広げて、ますます格差の拡大を定着させようと企んだだけの安倍政権をアッサリ返り咲かせ、
あまつさえ、歴代最長にしてしまった。
これも運命とか宿命なのかな??emoji

 

 

加えて、日本には、経営者、企業トップを「甘やかす」ような特徴的気風が あるという。

そこには、日本においては、ごく限られた存在である大企業を中心とする経済界と、『自民党』政治との底知れぬ癒着も悪影響を及ぼしているはず。

経営者の甘え、エゴ、政権との癒着、これらのことは、専門筋の指摘が なくても、私自身の勤務経験などのなかで、幾つかの企業に おいて、如実に感じられてきたことだった。

 

 

実家の親父だが、身内の会計事務所に、いちおうの重役として所属しつつ、やがてはフリーとして、自分自身の顧客の企業を幾つか持っていたのだが、それら、主として中小・零細規模の経理を見たり、経営顧問を引き受けていた頃の親父が、税務署と渡り合って、連日、神経を擦り減らしてヘトヘトになる時期は特にだが、
自宅で晩酌中などの おり、相手を する母親にコボす話の内容を、私は食事しながら横で聞いていたりした。

 

たとえば、
経営者一族の身内に、勤務実態というものが一切ないのに、けっこうな高額の「給料」を与え続けるための名目だとか、彼らの家庭内のプライベートな支出のために、会社のカネを流用する方法をと、ためらいもなく要請してきたりする、そんなことのために、税務署の執拗で細かい追及を上手く かわさねば ならず、大いにストレスのタネにも なっているらしくて、顧客企業の社長のみならず、そのワガママな家族や、あつかましい親戚ともども含め、舌打ちしながら罵っていたことも よく あったようだ。

 

『日産・ゴーン』事件が発覚した おりの過去エントリーでも少し述べたように、
顧客の一人で あった社長とは、税務署の追及を、どうにか こうにか、かわし切った「ねぎらい」だったのか、社長とっておきの自慢の お酒を注がれて、仲良く二人、差し向かいで話しながら飲んでいるうちに、
何かの ひょうしで、親父の不満が飛び出してきたのを、社長のほうも応酬し、もともと、両人とも酒癖が悪いもんだから、殴り合いの大ゲンカになって、親父は、おでこにタン瘤こしらえて、よろよろと帰宅したことも あった。

 

ちなみに、ここの社長さん、フランス人の血を引いておられますw
愛人の女性も おられましたww

 

で、
せっかく、どこかの資産家の令嬢を おヨメさんにしていたものの、すでに長年、家庭内別居とか冷戦状態だったらしく、
その日も、朝からスキッ腹かかえたまま、急な案件のアドバイスと帳面をチェックしてもらうため、うちの親父を訪ねて来られた。

それで、
私の母親が気を利かせ、急いでサンドイッチを拵えて、コーヒーなどと共に、テーブルに並べたら、
社長さんは、おなかを押さえつつ、おずおずと、

「あの、、、emoji奥さん、それは、ご主人の朝ご飯で?emoji

と、弱々しく尋ねるので、

「いーえ!社長さんに召しあがってもらおうと思ってemoji

と、うちの母親が答えると、

「え、、、ワタシの?emojiそ、そうですか!それは それは

と、感激の面持ちで言うが早いか、サンドイッチを つまみあげ、

以降、
すべて食べ終わるまで、ただの一言も発することなく、
ひたすら、むしゃむしゃゴックンと、ガッついていたそうな。

 

その姿を見て、うちの両親は、社長さんが帰られたあと、

「かわいそうになあ。ありゃあ、お嬢さま育ちの奥さんに、食事も一切、作ってもらえないらしいからなあ」

と、しきりに哀れんでいたw

 

【続く】

 

 

Updated   
2022.05.19 (Thu)

最近、「ヤフゴミん」のうちの誰かが、何やら、

「値上げしたら、『われわれ庶民』と言い張る者たちに限って、政府と企業の批判する」のだとか、

「そのシワ寄せは、中小・零細企業に いくので、賃金は上がらないし、非正規が増える」とかも言ってたけど。

べつにサ、「われわれ庶民」と言い張る者(!w)たちに限って、政府と企業を批判するってことでもないだろう。

ただ、この現状では、生活が ますます圧迫されるという事実は事実なのだし、そこには、政府と企業が根本的に大いに関係してるわな。批判されても しょうがないだろうよ。

まさか、
こないだ、うちのブログ エントリーで、ちょっとだけ指摘しておいたけど、どこかの雑誌の記事あたりが、
値上げヘイト」する消費者ガー、
みたいなこと言ってたらしい、これに賛同してのことなのかな?()

 

しかし、だいたいね、なぜか、とにかく「値上げしたら批判されて、そのシワ寄せは中小・零細企業に いくから賃金が、非正規が」ってのは、根本的な順序からして間違ってる。
ほぼ虚偽に等しいことを主張していると、運営にも通報したぜ。こういうコメントも有害だと。まあ、ムダだろうけど。

 

この投稿者、ケッタイなことに、どうやら、いわゆる「左巻き」とか「サヨク」とか呼ばわれそうなコメントが多いようなのだが、

「ミギ」や「ホシュ」に、エセがウヨウヨしていることと同様、「ヒダリ」にも、やはり、こういうエセが いるってことかいなと思った。ややこしいのうw

 

さて、

以前のエントリーズレを感じるとき。でも指摘した、

いわゆるデフレが、日本で長引き過ぎていること、この原因について、とうてい読む気もしないので、見出しか冒頭部分のみチラッと見ただけなのだが、どうやら、たぶん、われわれ一般の消費者を指して、『物価上昇をヘイトしている』と呼ぶ、どこぞの雑誌社の記事も あるようなのだが、しかし、ここで「ヘイト」という言いかたを するのも、おかしいと思う

物価上昇をヘイト』しているのが、一般消費者の傾向として あると言いたいのなら、その根本には、やはり、一般労働者の賃金や可処分所得の低迷が続いていることから論じていなければ嘘だと思う」。

 

大企業の正社員や、エリートと目される、一部の層は除く、一般的または、そこにさえも届かないクラスも含めた、つまり、ほとんどの労働者の賃金や可処分所得が増えない(それどころか減少してさえいる)状態が、じつに数十年にも わたって、ずーっと続いてきたなかで、少なくとも日常生活に直結しているものの値上げラッシュが受け入れ難いのは、そんなの当然である。

 

先日、いつも購入していたキッチン ペーパーの愛用品が、いつの間にか、見かけなくなったので、行きつけのスーパーマーケットやドラッグ ストアでも探し続けていたのだが、すっかり、店頭から消えた。

しかたが ないので、『アマゾン』あたりには あるのだろうか?と思って、サイトを見てみたら、品そのものは あるようだが、レビューには、不満の声が並んでいた。

実際、私も、その製品は、一つ100円くらいで入手できていたのだが、なんとemojiいきなり500円に値上げされていた。こちらもイッキに、買う気が失せた。emoji

 

それでも、ここへ来て、他国事情など別様の情況も加わり、いよいよ、あらゆる方面で次々に値上がりが続いている現実を、われわれ庶民(!w)、一般消費者には、どうしようもない。。。

 

問題は、どうして、こんな状態にまで至ったのか、ってことだ。

 

ここで、
上に挙げた、同じエントリー中の、「少子・高齢化」問題」の くだり、

現状、最も搾取されている存在であろうのは、子どもどころか、結婚する余裕もないほど低収入のまま、しかも劣悪な労働環境のなかで働いている人たちのはずだ」というところへ加えるのを忘れたことを、ここに あらためて述べよう。

出産・子育ては置いておくとして、

まず、結婚しない、できない人が多くなったという、言わば前代未聞級と言えそうな、こんにちの世相の ありさまには、じつは、隠れてる理由が、もう二つほども指摘できそうなのだ。

と言うのは、

いつぞやの過去エントリーでも、うちの実家の親父が、生前に述懐していたことを紹介したように、

少なくとも彼らの世代までは、結婚しないで いるという状態は、ことに田舎に おいて、ほとんど身内に近い人々によって構成される村じゅうから、断じて許容されないことなので あったという。

本人以上に、その親が、

「おまえのとこの息子()を、結婚も させず、いつまで一人で置いておくつもりだ?」

と詰め寄られ、厳しく責められるそうな。

で、
村の連中に世話された相手を、たとえ、本人が気に入らなかろうとも、無理やりにでも結婚させられる。

そうして、次には、
子どもを儲けるのも当たり前のこと、これについても、うるさく干渉される。

なぜなら、

田舎では、「家」の継承、とりわけ「墓の守り」は、否応を言える余地もない義務であり、責務そのものだったから。

と、このように、親父は言っていたわけだが、

おそらく、昔の田舎ともなると、結婚や出産の問題は、すなわち、自分たちの「村の維持と存続」如何にまで直結し、左右する要件でも あったからなのだろうと察する。

いまじゃ、
子どもだけじゃなく、墓も いらない、という時代にまで なった。 

 

ところで、
婚礼というイベントが あれば、自分が営んでいる商売のほうにも大いにメリットが齎される、そういう目的を秘めつつ、しかし、周囲には、その秘めた目的がバレバレになってしまっている、そんな人が、うちの母親の知人のなかに一人おられて、

当時、私も若い頃だったので、その人から、顔を見れば、お見合いをと勧められるものだから、いささか困惑の苦笑を浮かべつつ、やんわりと断っていたというような時期が あった。

そんな私に、その人は、
「なぜですの、お嬢ちゃん、じゃあ、この お人なら どうです?」
という感じで、写真を持参してきて、熱心に掻き口説きつつ、他の人の縁談も まとまりそうで まとまらない、焦れてイライラしてくるほどだったけど、やっと、本当に、まとまってくれましたわ等々とブッチャケたりで、それは もう、自身の商売にダイレクトに結びつく勢いでもって、日々、数々の縁談の お世話という名の、営業に励んでいるという具合。

 

それでも、

私自身が、いちおう「適齢期」と呼ばれる時期だったン十年前、すでに当時から、昔ながらの「お世話する人」が いなくなってきている、ということはハッキリ指摘され始めていた。

なので、営業を兼ねている「お世話」でも、親切心で やってますのよ、という装いも、じゅうぶん通っていたようだ。

 

 

生活が苦しいからという理由が、結婚しない、できない理由に挙げられているのは、昨今、わりと頻繁に見かけるようになってしまったけれど、

これに関しても、昔から言われることに、

「一人口は食えない、二人口は食える」

という、私も初耳だった当時に、この意味を聞かされたことが あるのだが、

要は、独身でいるほうが、むしろ、生活費などは嵩みがちなので あり、意外と、夫婦で生活しているほうが合理的で安あがりに済む、
というほどの意味らしい。

それならば、こんにちに おいても、生活が苦しいからこそ、思いきって同棲なり結婚なりして、「二人口」になってしまえば いいのじゃないかと思えるけれど、

昔なら、近所に一人や二人は いたという、いわゆる世話焼きオバサンなどは、絶滅危惧種となって久しく、もう、そこいらで見当たらない。

あとに残るは、業者の「結婚相談所」等だろうが、これは、しっかり有料だ。しかも、けっこうリスクが ある。

へたにネットなんかで探すと、もっとリスクが伴うしね。

 

 

これも昔から言われるところの「貧乏、ひまナシ」というわけなのか、
いや、ヒマだけじゃなく、なんと言っても資金に乏しければ、遊びに出る余裕もないだろう。

それは、つまるところ、
交際や結婚の相手を探す、見つける機会にも乏しくなるということへと繋がってくる。

 

結果、「ブラック」な職場と、自宅との往復に明け暮れる、味気ない日々の繰り返しを重ねつつ、年齢も重ねていく。。。

 

ほんとうに、なんか凄まじい時代になってしまったな。

 

【続く】

 

 

Updated   
2022.05.17 (Tue)

【見本の各種】人間性の、えらい違い。の続き。

 

この話も、過去ブログか どこかに書いたことが あったのだが、

私自身、難聴と言語障碍を誤魔化しきれずに「新卒就職浪人」みたいな状態になっていた二十歳の一時期、母親の知人に誘われて、その知人が経営する喫茶店で、とりあえずアルバイトしていた頃が あるんだけれど(もちろん、障碍ゆえ、業務が合うはずも なく、長くは続けられなかった。店主から、「俺の愛人になれ」とか、こんにちで言う「セクハラ」が絶えなかったのも大きな原因だが)

ある日のこと、高校3年生くらいの男性3人ほどが来店し、店を出るときに支払いしてもらったあとになって、うっかりボンヤリ屋の私が、桁違いの計算間違いを しており、渡すべき おつりを、何千円もの渡し損ねていたことに気づいた。

幸い、すぐに気づいて、あわてて、店の外に駆けだし、そこそこの距離を必死で走ったら、ほとんど偶然に、さっきの お客さんたちが歩いている背中を見つけた。

いそいで声を かけ、

「あのっ、さっき、おつりを間違えました!」

と、手に握ってきた数枚の お札を差し出したのだが、

男の子たちは、どういうわけだか、

「いいよ、いいよ」

と鷹揚に笑って、受け取ろうとせず、すたすた歩いて行く。

「あの、、、」

と、なおも呟きながら、その後ろ姿を呆然と見送るしか なかった私は、店にも、すみやかに戻らないといけないしで、仕方なく、受け取ってもらえなかった おつりの お札を握ったまま、すごすごと戻った。

 

お客さんに返すべき何千円もの お札、そのあと、どうしたかって?

 

わたしゃ、自分の懐には入れませんでした、ええ。

 

もし、そうしていても、お客さんに直接、申し出て、「取っといて」と言われたに等しいもんなのだから、盗んだことには ならないだろうし、少なくとも、飲食代金自体は払ってもらってるから、店の人にも気づかれないはず。

でも、私は、ショボ~ンとしつつ、店のレジスターのなかに入れておきました。

 

これが、もし、あの人だったら、シメシメとかラッキー!とか、うまいこと やったわ!と、何の自責心なく、迷うことなく、自分の懐に堂々と おさめたんだろうなあと想像できるタイプの人って、私の周囲にも、いないことは ない。

 

このことは、いずれ また、かるく分析してみせるかもしれないけど、

そうしたタイプの人は、自分の悪いところを、ほとんど恥じようとしないのだ。

それどころか、むしろ、自分に備わった運や能力のうちに入れている ふしが見受けられる。

 

そして、自分と似たタイプに対してこそ、一種の「リスペクト」を向ける。

そこには、自分と対等な同類か否かを嗅ぎ分ける敏感な嗅覚が ある。

 

悪人は、悪人を、それと分かるのだ。

 

ただのアホな「人間の屑」レベル、「リスペクト」を向けるほどには値しない、と判断したなら、それは そこまでで、思いっきり見下すみたいなのだけれど、

私みたいな単純ボンクラで、狡猾さというものに欠けており、それ以上に、(めんどくさいからw)そういう能力を磨いて伸ばして発揮しようという貪欲さや情熱にも乏しいタイプだと、これまた見下して、嘲笑するけどね。

 

他者に損害を与えてでも、自分がトクする、これぞ有能の証し!
基本、そういう価値観だから。

 

うちの両親も、彼ら自身は心外に思うのだろうが、このテの範疇。

私以外の きょうだいや身内も、それに近い性質の者が最多。

 

そして、オモシロいことに、

たいがい、彼ら彼女らは、特に金銭に対する執着が つよくて、それに見合うだけの計算力もズバ抜けて高かったりする。ほとんどマシーンの如くにw

それでいて、

これまたフシギなことに、

私のような、1円や10円や100円程度のウッカリ計算間違いは、まず しないのだが、

公務員などにもチラホラ見受けるような、万円単位の大きな間違いや失敗は、けっこう犯すのだよ。

 

つまり、要は自己利益を脅かしそうだと思えるなら、むしろ小さなことでも煩く、抜け目なく神経質なのに、

主として他者に与える恐れの高い、デカい失敗は、平気で安易に やらかしてしまう傾向が あるのだな。

 

こよなく可愛い自分が損するのだけは、死んでも厭だが、他者に与える損害ならば平気なのだろう。

 

いずれにしても、彼らは、狡猾さ悪辣さというものに対してこそ、ひそかにせよ大っぴらにせよ、「リスペクト」を抱いている。

そのことを自覚しているのか どうかは、私にも窺いきれない。

 

そして、ここが肝心。

そういう「リスペクト」は、世のなかの大衆も また、抱きやすいものだということ。

けっこう、よく見かけるでしょ。

だから、まかり通ってしまうのよ。

そうして、世は人類は、向上よりも、あたかも「先祖返り」よろしく、腐敗の道へと戻っていく。

 

私自身はね、真逆ですよ()

要するに、こんな私だから、身内のなかで一人だけ、これまでも言ってきたように、お酒を好まないこととボンクラゆえに、「わが一族の、恥ずべき異端者」なのw

 

見下して嘲笑しながらも、その反面で、ある意味「憩い」と依存の対象として安心できるだけにwやれやれ、しょうがないヤツだ、という、多少の憐憫みたいなものすら向けてくるwバカに しきってるww

 

むろん、私とて、「聖人君子」なわけないし、小さな、あるいは、結局は自分自身で引っ被る程度の失敗や間違いは多々あるよ。
けれども、フシギなことには、自分以外の人に、多大の損害を齎したり、負わせたことだけは ない。これだけは幸いだったと思う、ほんとに。

 

 

自負と自信ぶりを誇っているように見える彼らは、常に警戒心と不安を心底に抱えても いる。

この警戒心と不安こそが、彼ら彼女ら特有の「被害意識」と攻撃欲求を かたちづくっている、そういう構成のようだ。

 

だから、自分には、「償い」や「補償」や「謝罪」を受ける当然の権利が あるかのように主張して やまないし、

自分が、どんなに理不尽で、人道に悖るようなことを してでも、他者にシワ寄せや擦り付けも辞さず、自省や反省することからトコトン逃げる。

まさに、「反省したら死ぬしかない」とでも思ってるようだ。

取り返しの つかない失敗や重ねた罪が大きいほどに、ますます、そうなってしまうわけだろうし。
あとを振り返るのも怖ろしいのだろう。
だから、目を逸らし続けて、しれーっとしている。

そもそも、人並み以上の自己愛の つよさを持ってるからね。

たぶん、それは生まれつきだし、
生まれたあとは、常に、他者と比較し、勝手に傷つき、劣等意識を抱いて、被害意識に至る。

 

ほんと、しまつ悪いよね。

つける薬、ないみたいね。

胎児のうちに、何か投与して、脳の質とか分泌を改善できれば いいのかもしれんけど?w

 

Updated   
2022.05.17 (Tue)

例の「誤送金」問題だが。

なんと、すでに使いきってしまったから、もう返せんとホザいてるらしい。

まあ、ここまで、大方の予想どおりでは ある。

 

ふだん、わが大阪を口汚く罵倒する連中も、日本全国に わたって多いことから、つい、言いたくもなる。

「どアホなミスする、おマヌケ公務員と、ネコババも辞さないほど、カネに汚い県民性、それが、あのチョロチョロ虫の『地元』である山口県ですか、そうですか。な~るほどの、さすがですねー(大嗤)

と。

 

そして、私に、その権限が あったものなら、

田舎まる出し役場の連中、原因となったアホ職員から町長に至るまで、

「おまえはクビだーーーっ!!emoji

と、叫びたいのが正直な感想ですわ。

 

それに、くだんの若造は、自治体の「空き家事業」とかで新規住民に なっていた者らしいから、あまりな偶然ぶりでも あるよね。

これは役場の職員と示し合わせたのでは なかろうか、などと疑われるのも しかたないと思う。

 

誰が何の理由でか全く不明な物を、たまたま拾って届けないままだと、日本の司法に おいても、これは犯罪になるのが確かだという。

 

極端な想定を してみたら、それこそ、ダイヤモンドの指輪を拾ったものの、本物だとは思わず、オモチャに等しいイミテーションの安物なんだろうと思い込んで、持ち帰ってしまうことも、子どもなら特に、あり得ない事では ないかもしれない。ここに、悪意と呼ぶほどのものは希薄だろう。

 

ところが、くだんの案件では、たしかな悪意が見受けられる。なぜなら、すべてを承知の上でのことだから。

 

たまたま、誰であるかは明白に分かっている相手が、自分の口座に、あるいは自宅のなかに、高額と分かっているものを置いたまま帰ってしまった。

それを、黙って、自分のものにした場合、あくまでも、置き忘れたり落としたまま気づかなかった者のミスが悪いと、ひとえに、そこを原因として、お咎めナシなら。

 

こないだのエントリーでも言ったように、例の役場からの誤送金をマイマイしくさった若造の罪が、「横領」にも「窃盗」にも該当しない、という見解が、もし本当だとしたら。

 

ならびに、

アホまる出しミスを しでかした職員と、その上司らも、お咎めナシにするならば、

とにかく、口座に入ってしまったら、もう、手の打ちようが ございませんというのなら、

それは、まさしく、法の不備というものだ。

しょせん、法とは、不足・不完全なものでしかないにせよ。

 

 

これまでも、公と民間とを問わず、こと、金銭の絡む問題や事件は何度も何度も起きていたわけで、
その根底には、たいがい必ずのように、ほぼ一人に任せきっていたという経緯が ある。

 

民間なら まだ ともかく、
役所や公的機関で、この不備を改善しないまま放置してきたというのが、最も許し難いことだ。

 

今回の事案でも、2週間ほども放置に近い状態だったという。

いったい、どういうことなのか。

しかも、ミスした職員は、うっかりミスでも なくて、ふしぎなことに、する必要もない余計なことを やっていて、それが原因となったそうな。
ほんとうに、どういうことなんだろうか。

 

ましてや、単純な「ぽかミス」の類を やっちまうのは、人間、誰にでも ありうるというのなら尚更で、

この問題を見て見ぬふりのまま、こんにちまで やり過ごしてきた役所や公的機関を、これからも見逃しておくつもりなのだろうか、わが国は。

いったい、これからも何度の同じ間違いやミスを繰り返すつもりなのか。

 

あまつさえ、そのマイマイ野郎を、へんに庇い立てしたり、応援したいとまでホザく者がチラホラいる しまつだ。

 

社会的弱者や障碍者、病人などのマイノリティーに対しては、口を揃えて、「死ね!殺せ!出て行け!」と大合唱する風潮を大目に見ている、この日本社会。

ほんとうに厭な社会に なり果てたものだ。どこまで堕ちていくのやら。

 

案の定、さっそく、この持ち逃げヤロウは「○国人」に違いない、などという投稿が、『MSN』などのポータルで続々復活させたコメント欄に登場している。

 

主張したいことが あるなら、各自のブログで やりゃイイだろに。
ほんとうに下劣なことだ。

 

いずこもコメント欄は、廃止すべき!!

カネの亡者のIT商人どもが!emoji

 

 

余談だが、

今回のネコババ野郎の氏名を、そのつもりなく知ってしまって、
まず思ったのは、この野郎と同じ姓の人と、過去に何人か かかわったことが あるのだが、ふしぎと、どの人についても、正直言って、あまり、良い印象は残ってない。どこかしらで、人間性が軽く、かつキツイ感じの、そんな印象の人ばかりだったので。まあ、個人的なことに過ぎないけど。

くだんの若造も、たぶん、もちろんアホでは ないにしても(本質がバカだとは思うが)、ヘンに抜け目が ないとか、かなりキツイ性格を生来的に備えているんじゃないかと思しい。そう推測できる名前だった。

それだけに、人並みにガンバったなら、けっこう稼げるはずだがな。

べつに障碍もなく、健康体の男が、これではね。なさけないよなあ。

 

 

ところで、

うちの母親に聞いた話で、似たような事例が ある。
これも、いたって単純な経緯なのだが、

若かった頃の母親が、当時、居住していた同じアパートの主婦の部屋を訪ね、しばし談笑したあと、自室に帰ってから、母親は、さっきまで、自分の指に嵌めていた、高価で珍しい宝石が付いた指輪が ないことに気づいた。

いそいで、つい さっきまで居た部屋の住人の所へ戻り、室内で指輪を落としたようだと申し出たのだが、そこの女性は、
「探してみたけど、ないわよ、どこにも ない」
の一点張りで終始。

 

もちろん、母親自身、共用廊下などの あちこちも真剣に探したのだろうが、

こうなると、もう どうしようもないので、結局それっきりになったと。

 

母親は、よほどの悔しさと未練だったらしく、当時は、まだ生まれていなかった娘である私が20歳代になっても、なお、その話を していた。

 

【続く】