2017.03.26 (Sun)
籠池夫妻、安倍夫妻。典型だわな。
繰り返し言ってきたけど、
夫婦というのは、「類友」だから、なんだかんだと、長年やっておれるんです。
ところで、
さきの証人喚問を少しのあいだ眺めていて、
NHKの前会長が、見るからに軽薄で、どこか噺家っぽい風貌という印象を持ったのを思い出した。
籠池のオッサンも また、その表情といい語り口といい、なんか、落語家みたいやなあと思ったw
さて、
倫理や哲学といった、いやしくも「選良」と名乗り、呼ばれる者の慮るべきは、決して、単に帳尻合わせが整っているか否かで済むのではないことは、論を俟たないはずだ。
『森友疑獄』事件の本丸が、例の豊中公有地売買の経緯にあるとしても、
この問題の根底にあるのは、
為政者なかんづく首相ともあろう者が、いかがわしい政治団体を中心に意を通じていて、癒着し、そのために、
国家の政道が、いちじるしく歪み、
思想・精神性レベルを落とし始めていることだ。
そこに、問題の本質が ある。
だから、
首相夫人の「寄付」を めぐる騒ぎも、矮小な事であるとして看過できない道理なのである。
『【続】昭恵さん発言:「なんで、こんなに、私に注目?」のカラクリ』
『【続】ポロロカ?』
『昭恵夫人、涙ぐむ=「自分の甘さ反省」』時事通信 3/24(金) 20:08配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00000172-jij-pol
以前の当ブログ エントリーでも、
たしか、自由党の山本太郎議員が、昭恵さんのことを、「人が良いから」とか「甘い」とか言ったらしいんで、
そんなもんでは なかろうに、と指摘したんだけど、
だいたいねえ、
夫婦そろって、
「教育勅語」信奉者であり、『日本会議』のシンパなんでしょうが。
それだけで、
昭恵さんが、いかに「家庭内野党」を気取ってたって、ハッキリわかるんです。
ダメだよ、この人。
アベシよりは、もうちょっと単純明朗で憎めない性格に見えるのかもしれんけど、
しょせんは、軽薄で、思い込みが激しい ご亭主と同レベル、
良質で深い教養と知性にも欠けてるし(私ですら分かること)、聡明さにも乏しいんだろうが、
なんと言っても、ウヌボレが酷い。
こういう人は、ほんとに、始末が悪いのよ。
やっぱり、カン違いしてる。
自分を客観的に見ることが できてないから、ここまでカン違いして、
ひらきなおった独り善がりな言動に徹することが できるんだろう。
ある意味で、世間のハヤリことばらしい「お花畑」という表現がピッタリだ。
それこそ、ほんとうに、普通に、そのへんの主婦やってるだけの人なら、そんな程度でも見逃してもらえるだろうけど。。。
目の前にいたら、言ってあげたいわ。
あのねえ、昭恵さん。
あなたの ご亭主は、たとえば、
「弱者のため」の政治なんか、いつ やってますの?
真逆なことなら、サンザンやってるけどね。
例の「相模原」での重度障碍者襲撃・殺害の下手人である植松某事件にしても、安倍政権の時代ならではの特徴的な事件ですよ。
あなたの ご亭主が、その母親や母方の祖父ら以外にも、影響を受けてきて毒されている最大の相手の一つであるところの、自分を持ちあげてくれた特定の団体や、そこのメンツのように、
昭恵さんにとって、いろんな意味で最高の位置に君臨し続け、
いまだ最大の影響元なのは、やはり、安倍晋三その人なんです。
籠池夫人も、そうとうハチャメチャなタイプみたいだけど、
やっぱり、自分の ご亭主の言うことだけは聞くんだろう。
その意味で、なんだかんだ言ってても、あなたがたは、『日本会議』推奨「夫唱婦随」的夫婦ですねw
基本的に、旦那さんの分までも良かれと思う一念でガンバってるんですわな。
だから、
一念発起して、いっしょうけんめいに お勉強してみたり、どれほど「自分のアタマで考えてみた」つもりでも、ご亭主の安倍晋三を超えたところには決して行けないし、もともと、サラサラ、行くつもりもない。
それが、あなたの本音であり、限界なんでしょう。
【続く】
2017.03.20 (Mon)
一週間ほど前に、市内の中心部にて午前中の所用が あり、朝食を とらないまま外出した。
用を終えた頃になると、さすがに空腹を感じ始め、とりあえず食事しようかと、めったなことでは外食しないというか、できないので、なお迷いつつも、以前から、ひそかに目を つけていた(笑)とある店に入ろうと決心、
まずは、玄関先のメニュー看板を眺めてみて、これくらいの価格ならばと、かねてより、美味そうだなあと思っていた「ローストビーフ丼」というのを目当てに、店のドアを押した。
ちょうど、時間帯で、この近辺の勤め人たちが、ランチタイム サービスを目当てに混んでいるようで、狭い一階は、どのテーブルも満員。
店員に促され、2階へ上がり、畳敷きの広間で、窓に近く、奥まった席に着くと、さっそく、注文伺いに来たので、ローストビーフの、と言いかけると、とっくに出はらってしまったと、申し訳なさそうに言う。
やはり、人気メニューであるらしい。
それならと、「だし巻き定食」に変更した。
卵のなかに仕込むものを、マヨネーズやら明太子やらのうち、好きなもので指定できるというので、明太子を指定。サービスで、ドリンクも各種のなかから選べるので、ホットコーヒーを指定。
手もとの書類に視線を落としたり、時おり、目を上げ、小雨パラつく窓外の景色を眺めつつ、のんびり待っていると、やがて、運ばれてきた膳を見れば、
大きな だし巻きが、長方形の皿の上にデンと乗っている。この主役以外にも、エノキ茸、水菜、それぞれに、牛肉や豚肉と焚き合わせの小鉢が二つ付いていて、温かい御飯の横には、漬物の小皿、ワカメの味噌汁の椀も添えられている。
けっこうなボリュームだ。。。
これで、最初の目的だったローストビーフ丼よりも100円安い600円。
たまには いいか。
外食なんて、ほんとうに久しぶりだったが、これだけ良心的内容と味で600円コッキリは、大サービスだろう。
売っている弁当の類でも、ちょっと気の利いた食材を使って、ボリュームもあると、これくらいの値段だもの。
主役を口に運ぶと、プチプチの明太子を射込まれた だし巻きはプルプルほんわり温かく柔らかい。
ああ、おいし。。。
どうやったら、こんなにも ふんわりトロトロ仕上がるんだろう。。。
プロだねー。
やっぱり、定食は良いね。
なるほど、混むわけだ。
昼の休憩時間帯が過ぎたとたん、あっという間に閑散としていた座敷で、ゆっくり食事を済ませ、コーヒーも飲み終えて、1階に降りたら、
そっちは、まだまだ混んでいた。
レジで勘定を するとき、もしかして、消費税別だったのかと思い、600円を硬貨で手渡したあと、店員が何も言わないのを、「600円ちょうど?」と、こちらから確認して、怪訝な顔を されてしまった。
生来、虚弱な傾向の私は、消化吸収力も弱いようなので、無頓着な内容の食事を したあと、どうやら、体質に合わないものを食べたらしいことが、かえってダルく、シンドくなることで分かるのだが(酷いときは、こんな程度で済まない。入院騒ぎになるような どえらいことになる)、それでも、なかなか理想どおりの食生活とは いかず、蓄積してくるとヤバいのだけれど、
このようなマトモな食事を とったあとは、逆に、なんとなく、からだの内側からシャンとしてくるのを感じることもあり、こういうときは、自分のカラダが必要としていたものを、抵抗なく取り入れることが できたときだと分かる。
外に出ると、まだ小雨は続いていたが、そこから、距離的に近い、普段から行きつけのスーパーマーケットへ向かい、到着すると、専用に設けられたスペースの一番端っこに自転車を停めておき、そのまま、並びの雑貨店で、先に買い物してから、続いて、スーパーに入るとき、ふと見やると、
私の自転車を押しのけるように、あとから来た誰かの自転車が、隙間の空間に無理やり突っ込まれたように停めてあったので、一瞬、ムッとした。が、まあ いいか、と、構わずに、マーケット店内に入った。
日用品・雑貨のフロアにて、ふと目についた傘のセールで、気に入った傘を手に取り、品を確認しつつ、これ買ってしまったら、家から持ってきた傘と一緒に、どうやって運んで帰ろうかと少々思案したが、ほんの小雨だし、と思い切って購入。他の買い物も済んで、自転車の所に戻った。
さっき見た無礼な自転車wは消えていて、私の自転車は、もとの適切な位置に(笑)戻されている。
雨は完全に やんでいた。
で、帰宅の道中、ハタと気づいた。
傘が ない。
(こういう題名の歌が あったなあ~)
購入してきたばかりの新しい傘ではなくて、今朝、自宅から持って出かけた、古い傘のほうがだ。
さては、買い物の前に食事した店の傘立てに置き忘れたかと、
まだ「ローストビーフ丼」に未練を残していた私は(笑)、それを食べている情景を脳裏に思い描きつつ、次に出かけたおりに、店の人に申し出ようと考えていて、また、ハッと気づいた。
いやいや、そうじゃない。スーパーマーケットに入る前だ。
そのとき、持ってきていた傘を一緒にして自転車を停めておいたんだ。
だから、そのあと。
たぶん、あの「無礼な」割り込み自転車のヌシが、盗んで行ったとも考えられる。
ひとしきり、腹は立ったが、
買ったばかりの新しい傘と、まさに入れ違いになった。
もう何年前になるのやら、たしか、通り雨に遭った道中の『ユニクロ』で買ったと記憶するが、かなり古くなっていて、小さくシミになった部分や、全体的な傷みも少し出てきていたので、これは、「厄落とし」したんだろうと、新しい赤い傘を眺めながら考え直した。
Pierre-Auguste Renoir(1841~1919) Les Parapluies(circa1881-1886)
Caraud(1821-1905)The Red Parasol(1890)
Carpenters“Rainy Days And Mondays”
B.J.Thomas“Raindrops Keep Fallin' on My Head”
2017.03.20 (Mon)
『昭恵さん発言:「なんで、こんなに、私に注目?」のカラクリ』
の続き。
私自身は、この問題が発覚してから ずっと、このように推察していた。
昭恵さんは、基本、アベシの意向に沿うようにしか動いていないつもりでは ないか、
例の「名誉校長」就任にしても、言わば、亭主の「名代」的に引き受けただけのことでは ないかと。
だからこそ、
「なんで私に注目が?」という、さも心外そうな発言が出たのだと思う。
ただ、誰かのコメント投稿を読んで、なるほど、と思ったのは、
アベシ夫妻は、「ミギ」も「ヒダリ」も両方を取り込もうと欲張り過ぎた、
という見解。たぶん、それも大いに あったんだろう。
あの夫妻は、ある面で似た者どうし、よく似ているなと思えるのは、表面だけでも八方美人的な態度を装うことで、自分側の利益にしようと計算しているふしが見えるところ。
昭恵さんなんかは、たしかに、いわゆる「悪い人」という感じは しないのだが、イイ子ぶりっこしてるのはハッキリ感じられる(笑)
この夫妻の どちらも、しょせん、みずから培った哲学や思想から発しているものでは ないから、いかにも薄っぺらい「信念家」ぶりや「博愛」の演技だと、分かる人には鋭く見透かされてしまうんだよ。
ところで、
こんにちでは、知名度の高い評論家やコラムニスト等にも目立って よく見受けられることだが、
本当のこと、事実として起きたことと、虚偽や捏造を、ない交ぜにするという技術は、昔から、小説家なんかが用いているが、もちろん、詐欺師や詭弁屋にとっても殊のほかに有用なセオリーであろう。
幾分かは事実が混じっていることによって、
本来の主役として前面に押し出したい虚偽や捏造話までもが、本当の事なんだという説得力を持たせることが可能になる、
そうした、もっともらしい効果を狙っているわけ。
先日も言ったことを、もう一度、指摘しておくが、
そもそも、カネの工面で四苦八苦してきた『森友』が、100万円もの講演料を、おいそれと出せたのか?ってこと。
それにトントン見合うだけのメリットが、後日になってからでも見込めるならば ともかく。
もちろん、安倍夫妻にとっての100万円くらいは、ほとんど小遣いレベルのハシタガネだろうけれど。
ま、いずれに転んでも、籠池氏という人物は、いまもって なお、自民党やアベシ側に付いていたい未練と願望は心底で保っているだろうし、
ここへ来て、追及側に対して、胸襟を開いたかのように見えたとしても、いつ、その態度を翻すやら分かったものではないのだから、信用に値しない人物であることに変わりはない。
このことは、問題の追及側も、飽くまでも基本には踏まえておくことだ。
来たる「証人喚問」の席上でも、この日までに、籠池氏と政権側との水面下での動き次第では、何の意味も持たないどころか、追及側のマイナスにされてしまう恐れも高いのだから、野党連は、しっかりと、おつむクリアにして臨むことだ。
それも できないなら、やはり、永遠の野党であり、「永遠の与党」のもとで、この国は、腐敗の沼に沈んでいくことを、どうすることもできまい。
アベシ側が、「首相を侮辱した」ケシカラン!と、どの口で言うのか(嗤)
ただね、籠池氏についても、以下の点は、共通性が あるわけだけどw
と言うのは、
さきほど、例の「豊洲」問題での証人喚問で、石原チンタロの腹心だった浜渦とかいう人の反駁ぶりのようすをチラッと見ただけなので、この場の詳細までは分からないけど、
そのあと、
「ヤフゴミ」民の一人が、「やましいことが あったら、あんなふうに勢いよく言えない」とか何とか言ってるのを見て、私は、
ああ、いかにも、人間観察も人生においても経験値が低いということが まる見え、「ヤフゴミ」の一員ならではの単純そのものな理解度、その眼はフシアナでしかないのだなと、分かる人には分かるのに、その嘲笑を知らず、こんなクダラナイ見解をコピペ重複投稿するんだわな、
と、いささか哀れを もよおした。
ついでに、
この浜渦氏、自席でポロッと
「水面下で聞いてきたなら証言してやる」
とか言ったのを、マイクが拾ってたんだってねえw
もし、私が、そこに居る議員の一人で、それが聞こえていたのだったら、承知しないよ。
予定していた質問を引っ込めても、
あんた、今、何て言いましたか?
ここを どこだと思ってる?
何のための場であると思ってるんだ!
って、容赦なく とっちめるよ。
だいたい、「水面下というコトバは悪くない」だと?
アタリマエだっちゅうの。
くだらねえこと言ってんじゃねえよ。ひらきなおりくさってからに。
神妙にいたせ!
「これからのことを」だって?
おめえが言うな、ってな分際だろが(嗤)
なにが「諭す」だ(嗤)嗤)『フジ』ってのは、聞きしにまさるアホだのうw
そもそも、役所あたりで「水面下」だとか、記録なしってのが当然だとでも思ってんのかよ?
こういうテの、
自分側の身を守るためとあらば、トコトンひらきなおって、ケダモノめいて激しく威嚇するのは、人格障害者も よくやることだ。
そう言えば、安倍チンも、こういう態度が多いよね(嗤)
とまれ、
籠池氏側に、詐欺と呼ぶべき小細工の かずかずについて、そういう法的知識の類を、彼らが、いつ どこで手に入れ、蓄積していたのかも追及すべきだ。
役所自身が、本来のルールである第三者の専門的見積もりや確認を避けてやっている。
ああすれば、こうできる、
と踏めるだけの「入れヂエ」を、籠池氏らは、どこから入手していたのか、ってことをだ。ルートを突き止めなければ ならない。
まあ、一つ評価できることがあるとすれば、
この疑獄事件で、一般国民の「お茶の間テレビ族」レベルにさえも、安倍政権と自民党ならびにコバンザメ『維新』らに対して、多少は、目を開かれた部分は あろうから、決して、無意味では なかっただろう。
アベシの「鮨友メディア」ですら、51パーセントほどの支持率に下がったと言うのなら、
実際のところは、とうに、50パーセント以下に落ちているはずだ。
と思っていたら、やっぱり、
そのようであるというニュースが出たぞ(爆)
いやいや、これとても、どちらかというと、安倍政権寄りと思しいメディアなのだから、実態は、もっと下がっていてもフシギは ない。
昔から、自民党支持率の高い地方の田舎でも、地元の新聞によれば、近頃は、せいぜい20~30%程度の支持率しかないと聞こえている。その理由が、
地方新聞等は、アベシの「鮨友」として招かれることがないから、粉飾の必要が ないから、らしい。
もう苦笑するしかない。
いずれにせよ、徐々に効いていくパンチの一撃には なったことだろう。
私個人は、これだけでも上出来だったと思っている。
この疑獄事件が発覚したとき、真っ先に、私の感想は、こうだった。
「天網恢恢、疎にして漏らさず」。
破邪顕正!!(爆)
2017.03.20 (Mon)
渦中の『森友』事件については、役所や行政が、意外以上のイイカゲンを やってるものなんだということも発覚した。
これは大きい。
役所では特に、従来のルールを変更したときは、その理由を明確に記録に残しておかなければならないはずだと思うが
(こういう点でも、これも渦中の『豊洲』問題と共通性が ある)、
今回の事件では前代未聞級に「異例」に異例を重ねておきながら、肝心要の記録は廃棄済みというデタラメさだ。
しかし、その半面では、昔から、コネ的なものがモノを言う世界でもある。そのためには、形式的な手続きを踏んでさえ いればOK、となる。ここが、抜け穴の温床ともなる。
本丸は、あくまでも国有地売買を めぐる問題であることは確かだが、
なぜ、「枝葉に過ぎない」ような100万円の寄付までもが問題視されているのかというと、
結局、これら全て、そこで繋がっていることの一端の現れだからだ。
つまりは、
アベシが、『日本会議』と密接に繋がっていて、
ために、くだんの学園をも応援・支援の対象とする必然性が あったんじゃないかということさ。
だいたい、ああいう、いかがわしい教育方針やら子どもの虐待的扱いにも深刻な問題あるものを大いに称賛していただけで大問題なんだよ。
要は、これも何度も指摘してきたけど、
アベシから『日本会議』を取り払ったら、何も残らない、
そんな者を、
実際、何の功績や実績どころか、周囲からの入れヂエによって、危うい綱渡りの上でハッタリかまし続けているしか できない者を、「安定政権」の「一強首相」だと持ち上げている、この国の体たらく、ということなんだ。
なぜ持ち上げ続けるかというと、
それによって、何かしら美味い汁を吸っている連中にとっては、このうえなく軽くて重宝なミコシだからだ。
アベシの無自覚にして根深いコンプレックスと、それらの連中との利害が、ぴったり噛み合っていたから。
どこまで行っても、特権意識で結ばっている仲間内の つごう。
そこに、一般国民への まなざしは存在しない。
そりゃそうだろう。本音は、稲田ボーエイダイジンが のたまっている。
「国民の生活が大事なんてダメ」と。
現行法上、政治家の寄付行為が、自分の選挙区を外れてさえいたなら合法、というのも、
特に重職に就いている、しかも、現総理大臣という国家の最高権力の椅子に就いている者が、たとえ、身内の名を借りておいたとしても、特定の組織・団体等へ寄付行為を行って良いわけがない。
影響力が大き過ぎる。
何を考えて取り決めたものか知らないが、これも早急に改善すべき。
ついでだけど、
『ヤフゴミ民』の多数派を見ていると、相変わらずのエラソーな断定口調で、現政権を擁護するのに必死だが、
たとえば、郵便局での振り込みに、修正テープや修正ペン禁止かというと、私自身の経験では、そんなことは なかった。
ただ、ずいぶん遡る過去の話になるけれど、私が、とある団体に、少額ながら寄付金を振り込もうとしたとき、1、2文字をミスしたので、修正液を使用して訂正した振込用紙を、近所の郵便局へ持って行ったところ、咎められるどころか、
局員に、「丁寧に修正液まで使って直されてますねえ」と褒められたもんで、ちょっと驚いた記憶が残ってるくらいだ。
そして、何らかの訂正事項が見つかったときに、局員のほうで書き直してもらったこともあるよ。
なので、けっこう、おおらかなもんだなと思ったのも憶えている。
もっとも、いまでは、それで通らないのかもしれないが。
あと、くだんの受領証に、アベシや昭恵さんが自筆で書き込んでいないとして、そんなもんアタリマエだわ。
それは それとして、
振り込み人欄のスペース枠に上手に おさめられず、どうしてもハミ出して書き込んでしまう癖の人もいる。にしても、
今回の場合は、最初から『森友学園』と書き込まれていたはずと見るほうが、記入の位置的に最も自然であるには違いないがね。
この「寄付」を めぐる経緯の発端は、安倍夫人が現金で持参したので、受領証等を発行する必要は ない、と自ら辞退したという話なのだから、
それならと、うち10万円を、安倍夫人側に「返礼」したという話も、みょうに生々しいなと感じられたのは、
大阪あるいは近畿一円では、祝儀等の場面で、「おため」(いわゆる「トクを取り過ぎないように」)といった風習が あるからだ。
しかし、その10万円を、昭恵さんは受け取ったのだろうか?これを受け取ったのなら、寄付もあった、ということで解釈され得るけども。
そして、
当日は「土日にかかっていたため、翌週アタマに、学園の者が振り込みを行なった」と。
この寄付という一件の流れに関しては、めずらしいことだがw『森友』側の説明と言い分に、私個人的には、自分の経験と合わせるならば、特段の不自然さまでは感じにくいところもある。
とは言え、
これが、全体に事実であったかどうかの証拠には なりにくいというのも確かに尤もである。
だが、あたかも引き換えのように、
アベシ側の寄付記録として記載されていないことをもって、『森友』へ寄付していない、ということの証拠にもなり得ないのは、理の当然だ。
おまけに、
ここへ寄付するに足る動機に事欠かない昭恵さんは、「憶えていない」と、どうにも歯切れが悪い。。。
アベシも、ヨメである昭恵さんも、自分のアタマでもって考え抜き、判断に至った理念や思想、哲学なんざ持ち得ない、吹けば靡くようなペラペラのオツムなんだなと見受けている。
稲田ボーエイダイジンと同様で、
昭恵さんは、亭主であるアベシの、
アベシは、、、
とにかく、自分よりも上位に位置し、決して逆らえない、強い存在と信じる対象に靡く。
それが、「私が最高責任者」すなわち、本音では「最高権力者はワタシだ」と言いたいのであろうアベシおはこのセリフとなって、口を突いて出てくる。
その「靡き」が、自分の培った思想信条ゆえであると大きにカン違いしているのだろう。
まあ、『日本会議』のようなものや、これに類する宗教的なもの、カルト的なものにドップリ浸かってしまう者には皆、共通性が ある。
このことを、もう何年前から、私は指摘し続けてきたことか。
しかも、始末が悪いことには、
土台の精神性が脆弱であればあるほど、強固と見えた存在に縋りついて離れられない、ということ。
要するに、
他人から与えられた「モノサシ」を、無批判に、後生大事にするしか ない、
かつ、
ぶっとくて頼れるに違いないと思えた柱の そばから終生、離れられないだけ。
だって、
ちょっとでも離れたら、乳幼児のごとく、ぐにゃぐにゃの自分の足で立って歩くこともできないからさ。
そのくらい、ふにゃふにゃにしてゴチゴチ。
精神の自立性が ない。
それでも、一般的な優等生は、おつむフニャフニャで柔らかいからこそ、外部からの情報も、抵抗なくズボズボ入り込めるんだろうがw
劣等生ぶりが名高いアベシのオツムと精神はゴチゴチだもんね(爆)
だから、こんな奇怪なことになってるww
【続く】
2017.03.17 (Fri)
『ポロロカ?』の続き。
で、そうこうしているうちに、
今度は、やっと自民党のほうが、証人喚問をと望むに至ったとかいう話になったらしい。これについても、
むしろ、自民党内で、やっとこさ、アベシを追いこめるぞ、みたいな感じで、ほくそ笑む者も いるとか、
いや、実は「パワー低下してきた官邸に対して『大阪維新』絡みの」とかいう各種の見立てに至るほど、いろんな角度からの推測や分析が出てるけど、
憂うべきことには、
証人喚問してみても、やっぱり、結局は水掛け論みたいなことで終わるのかもしれないね、ということ。
まあ、汚い喩えになってしまうが、あたかも、吐いたゲロに飛びつくようなことは せず、迂闊に決めつけることを せず、
まずは野党連が調査に乗り出すのは大いに結構。
世のなかは、政権・閣僚の地位に就いている者ですらも、平気の平左で やってのける、「すぐにバレる嘘を つく」、「平気で嘘を つく人々」ってのが跋扈している現実が あるのだから、
くだんの過誤池(また誤変換w)もとい、籠池はんのような、すでに、かずかずの問題が発覚してしまってる人の発言を、そのまま信用するわけにも いかないからな。
もっとも、『日本会議』のキズナで結ばれた自民党の お歴々とは、さすがに、いい勝負だねえ(嗤)
すでに、官僚役人らの嘘と誤魔化しの多さ、タチの悪さは、国民間にも知られたこと、
ましてや、政治屋センセイ、その仲間である籠池のオッサンと、
さて、このなかの誰の言を信用するのが正解かって、いったい何の選択設問やねんw
ただ、役所というところは、一般の国民に対する細かさ、厳しさは、いつに変わらぬ性質なのだから、だいたい、この今回の問題で、『森友学園』に対する、役所らしからぬ「異例」づくめながら、記録もロクに残していないということに、なおさら不信を感じざるを得ない。
以前にも指摘したけど、
籠池のオッサンにせよ政治屋諸センセイがたにせよ、法的な面や帳面上での細かい知識や抜け穴なんて、専門部署の役人の右に出るはずが ないからな。
いまどきの政治屋には、弁護士等、法曹界の出身が多いのも むべなるかなと言いたくもなってくる。
だから、
直接の下手人は、それは役人であろうけれど、
後ろで糸を引いている者が いるはずだというのが、この問題の本質的な疑惑なのだ。
帳面上、形式上のカタチは合格だとしても、それで万事OKにしてるから、水面下で腐敗が進行していく。
役人の持つ知識や抜け穴を利用したい者が いる。
役人は、本来のサガに似合わぬリスクを冒して利用させてやった見返りを期待する。
ズブズブの共犯関係が出来あがる。
自民党のような、自浄能力を失った政党は、
だから、もはや叩き潰すしかないと言うんだ。
ところで、
近畿財務局あたりの言い分では、学校の認可許可がないうちは、国有地を渡すことが できないからとか、これに対して、府側は、土地の確保が できてないうちは、学校の認可許可できないからとか言ってるようだが、
ということは、両方全く同時に できてないと いかない、ってことなのか?
ワケわからん。。。
『森友』以前に、この土地購入を申し出ていた、他の教育機関を、価格が 折り合わないという理由で、役所が蹴っていたということと併せ、
↓こんなの、ぜったいにヘンだろ?!
『森友学園疑惑 大きな力で封印された“籠池砲”』dot.
~
大阪府私学審議会が、森友学園の小学校を「認可適当」と答申したのは2015年1月で、土地の有償貸付契約を結んだのは同年5月。ところがそれより前の14年10月に、森友学園は土地のボーリング調査を行っているのだ。当時、まだ国有地だった時代である。
~
(文字強調は、当ブログ主による)