2014.06.24 (Tue)
まぁ、今回の毎日新聞の この記事見出しには、私も、なんとなく個人的にw、悪意に近い嗾けは感じるわww
『<麻生副総理>集団的自衛権、いじめをたとえに』
毎日新聞 6月23日(月)0時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000000-mai-pol
『<麻生氏>「いじめ正当化でない」集団的自衛権説明で釈明』
毎日新聞 6月24日(火)11時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000031-mai-pol
この麻生さんの発言の質については、
例の「ナチスに見習え」云々の騒ぎのときも思ったけど、
もうちょっと本質を見抜こうという努力それ以前のものからして何か足りないんだろうか、麻生擁護派も、その反対側も。
これだから、いやんなっちゃうのよ。
なお、「ネトウヨ」さんがたに言っとくがw
失言に対するマスコミの攻撃は、
民主党政権のときも、産経あたりを中心に猛烈だったことを忘れたとは言わせませんぞww
「死の街」発言とかね。
いま振り返ってみれば、それこそ、現状をストレートに表現したまでだったのだけど。
ま、民主党も、ふだんの精進が不足だったのか、
あの「尖閣」での中国船体当たり事件と言い、
ついに起きた原発大事故と言い、
なぜか、
本当の原因つくった自民党と安倍さんの尻拭いばかりやらされて終わったかたちだねえw
誰たちが、どこぞで、護摩焚き呪詛でもしとるんちゃうかぁ?wwなんせ「アベのセイメイ」だからなwww
話を戻して、
今回の麻生発言における問題の質は、
「イジメ」に擬えたこと自体にではなくて、
このひとの無自覚なのか基本の思考傾向が、特に具体的に細かく条件付けてみせた なかみのほうに現れているのよ。
まあ、つくづく、あの片山(丑田)の発言ぶりとも共通した、ある種のひと(おそらく「発達」と付くアレかなと、私は睨んでいることを、旧のブログで述べたし、専門家筋からも、ズバリその指摘がされていたのを、以前の失言騒ぎのおりに読む機会もあった)が、
こういう性質を持って生まれたひとが、へんにチヤホヤされるような環境で育ち、重用されるべきポジションを与えられると、こうなるという見本を見る思いだ。
かの「ナチスに見習え」云々発言は、まさに これだったが、
「的を射ていない」というよりも、
心底に潜ませた思考は、それを真っ直ぐ出すことが憚られるからこそ、歪んだ検閲を掻い潜り、
歪んだ口もとを突いて、このように捻って捻くれきったコトバが出てくる。
まずね、「イジメ」に喩えたこと自体がケシカラン、って息巻いてる向きへ。
国家間のことは、子どものイジメなんぞよりも、もっと複雑なんだから云々、
そうかと思えば、
いまどき子どものイジメは、国家間のことよりも複雑になってきてるんだから云々。
だから、これらを同列視するのは間違ってる、という。
ほんとかね?
いったい、どっちなのさ?w
さて、
アメリカは、まあ、いまのとこ、なんとか国際社会で「一強」を保ち続けているようだから、いざとなれば、一人でもケンカを買えるし、売りもする。
で、「集団的自衛権」でも「集団的安全保障」でも、概ねの擁護派は、
「どらえもん」とかで喩えるのなら、作中の「ジャイアン」なるガキ大将に追従することで、わが身の積極的安全を図るべし、という主張らしい。
さしづめ、アメリカは「ジャイアン」に相当するのらしい。
現実の国際関係ってものは、そこに立脚した「集団的自衛権」でも「集団的安全保障」でも、要は「力関係」だという。
けれど、
そこに、はたして、どれだけの正当的正義があるのかな?
その「力関係」なるものは、国内政治と同じく、言ってしまえば、「徒党を組んでナンボ」の世界だ。
突出して強大な者にすり寄る「寄らば大樹の」ナントヤラも、「徒党を組んでナンボ」というのも、
これ基本的には、「イジメ」の世界との共通性だろ?
どこに大きく違いがあるというのかね?
そして、
くだんの麻生さんが、それら発言を、「集団的自衛権」なり「集団的安全保障」に関連させて言及したというのであるなら、
彼は、強大な者にすり寄ることも、「徒党を組む」ということも、決して否定はしないどころか、肯定しているのでは ないのかね?
ところで、
「わが日本がイジメられっ子」というのは、すでに言ってきたように、
拠出金も これまでどおりで、あるいは、それ以上を、
しかも加えて、
戦闘行為の ただなかへ直接参加も致します、というのでは、
「わが日本がイジメられっ子」どころか、
マゾ宣言じゃないのかね?と言うとるの。
財政の先行きがぁー、若い世代がドンドン減り続けとるがぁがぁ、と騒いでおるくせに。