2015.06.13 (Sat)
の続き。
こうした事件のことを見聞するたびに、
せめて自分自身、周囲に関して少しでも目を配ることを心がけておかねば、と思い新たにするばかりなのだが、
多少の経験者として言えることは、
問題の大きい親のシワ寄せを被るのは、常に、子ども。
「自己責任」と言って済ませておれないことも多々あるのが世の常だけれど、
この事件の母親のように、困ったちゃんな男とウカウカひっついてしまい、子まで産んでしまう女は、遅かれ早かれ、多かれ少なかれ、子どもに犠牲を強いてしまう。
この繰り返しの世相を見ていると、もう、溜息しか出てこない。
この母親にも、たぶん、養育費どころでなかったであろう前夫にしても、あきらかに、問題が大きい。
しかし、
こうした人生を歩んでしまう場合、その裏にあるものを、よくよく深く察することが必要だ。
そもそも、生活保護を受給せざるを得なくなった人々は、実際のところ、いまさら働き口もなく、もはや、年相応に、あれこれの持病を抱え込んでいる高齢者が最も多いそうだが、
次いでは、障碍者だろう。
それも、身体面での それ以上に、パッと見で分かりにくい知能とか発達の障碍とか、精神方面での障碍者は少なくないはず。
こういう人たちを つかまえて、いったい、どうしろというのだろうか。
『在特会』系とか『日本会議』系とか、その他、「ウツクシイ日本」を目指す「ネトウヨ」に多い言動のようだがね、
「ナマポは死ね死ね、恥知らず!」的な罵倒は。
殺しているのはね、畢竟、おまえさんたちなんだよ。ちっとは自覚しな。
いや、少しは自覚があっても、ふだんの言動は棚に上げといて、こういうときだけシラッとキレイごと言ってるだけか。
あすには、またぞろ、「ナマポは死ね死ね」が始まるだろう。
まったく、反吐が出る。
こんなときにまで、憎しみ込めて「在日が」とか「ベンツ乗ってパチンコは」とか、いつもの決まり台詞を言い募る必要もないはずなんだが。
こういう連中の声が、むやみに大きいから、
安倍政権のような「棄民」政府が生じるし、
役所の者らも、それに合わせた考えと言動になっていく。
しまいには、どこぞの市役所で起きたように、
目の前で餓死しかけている人を平気で見殺しにするという、およそ先進国とは信じられないほどの凄まじい冷酷な無関心が蔓延する。
もうね、
本当に「安楽」なのかどうかは分かんないが、「安楽死」制度なりなんなり設けて、生活保護等は一切、廃止したらいい。
ポンコツになった高齢者は、介護が必要になった時点で、「姥捨て山」に捨て置けばいい。
各種障碍者も、現代の医学や治療法では回復見込みが薄いのならば、僅かな存在に過ぎない金持ちのための医学と施療以外は全て「税金のムダ遣いだから」として、生かしておくこともない。そうやって、
学問の発展や技術の発達も、どんどん狭めていったら いい。
それでも、
誰もが、いつしか高齢になるし、
その間、自分自身が病者や障碍者になることもあるし、
何らかの障碍を背負った子どもを持つこともあるだろう。
だけど もう、
世界じゅうから大顰蹙を買い、嘲笑されながら、
「先進国」の看板を下ろせばいい。
実態は、とっくにエセなのだから。
あとは、
安倍ちんの身内らが武器商売で稼ぐために、
「ATM」だけでは飽き足らないから、血も流せよと、
いまや安心して要求を始めた他国の「信頼」に応えるために、
海の まにまに沈む日が来るまでは、
「国民」というコマを世界じゅうへ出張らせつつ、
大企業と金持ち、それ以外は、戦争でも何でも使い捨てにできる労働者と移民、この2層化でもって、
「何でもアリ」なディストピア上等!!
を目指せ。
それが、
言うところの「美しい国」なんだろ?
最高学府で学ばせてもらっていてさえも、どうにもならない●ほバ●が のさばる、くだらない国。
誇りになんか到底できない国。