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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2018.01.19 (Fri)

#MeToo』に関する考察。の続き。

 

さて置き、本題に戻すと、

たしかに、どんな動きでも、それが大きな うねりを見せ始めるとたんに、すかさず「尻馬に乗る」、

便乗する俗物連中は必ずと言っていいほど現れるのが世の常。

これは、世間で呼ばれているところの「ネトウヨ」とか「ビジネス右翼」の類にも同様のことが言える。

 

これらの連中の姿で、真っ先に目につくのは、

十把一絡げのレッテル貼り的言動を堂々と繰り広げる、

という共通性。

先般、ドヌーヴが、後から、一部についてだけは謝罪の意を示したのも、この点についてだったろう。

 

そこで、

バルドーたちの今回の発言は、その真意としては、あつかましい「便乗」的動きへの批判なのだろうということは理解できなくもないけれど、

そもそもから、容貌を大いに含めた、非常に有利な立場を盛大に享受してきた者特有の思い上がりや、それゆえの思考浅薄さを感じざるを得ないところは ある。

 

こういった人たちに往々見受ける、表面的対処、要領の良さ、余裕あるがゆえの、もの分かりの良さは あっても、

知性が深化するようには苦労しておらず、

つまるところ、「鍛えられていない」のである。

「艱難、汝を玉にす」
というコトバも ある。
若い頃の苦労は買ってでも、というコトバは、あまり好きでなかったけれど。

私だって、障碍を背負ってなかったら、ものごとを突き詰めてまで考えることは しないで生きていたと思う。

生まれつきで、知力が妨げられている障碍だと、いくらガンバっても限界あるのは仕方ないけれど、
苦労が少なくても、その分、思考・思想が軽く薄くなるのは道理なのだろう。

苦労なく、思想が深い人は、勉強や実験なしに、的確な答えを知っている人と同じく、天才と呼ぶに ふさわしい。

勉強しても、くだらない実験を繰り返しても、辿り着けない者は どうしようもない愚物だ。

見分けるには、ものごとの根本次元を考慮しようとしている姿勢か否かだ。

むしろ、幼い子どもが、根本的なリクツを言い放って、こちらがハッと させられることもある。

ただし、

根本次元、と言ったって、

それが、
「男性の性的な根本傾向を考えたら、しかたないのだから~」
で済ませていては、何にもならない。

 

 

もっとも、私自身、近年になって、女性のほうでも、男性性というものを もっと よく理解して、できるだけ、むやみな「シゲキ」は しないようにしてあげる思いやりと慎重さも必要だなあ、と考えを改めるようになってきた(苦笑)

 

男性はね、「視覚刺激」というものに、めっぽう弱いらしいし、

女性が、男性に対して そうである以上に、女性の若さや容貌に敏感でしょ?

たしかに「男は みんなオオカミ」なんでしょう。

でも、「女は みんなオオカミ」とは聞いたことが ないw

 

弱いからこそ、「オオカミ」になってしまうんですわw

もっと言えば、

その「弱さ」は、もとの女性性から分化されて、目的に叶うように、効率的に特化されているものである。

 

カワイソ―よね、男性はwご苦労さんですねww

 

 

さて、

かのモンローも言っていたことで、彼女も、「仕事を得るために、業界の男たちと、いつも一緒にいた」という発言に窺えるように、「ハリウッドのシステム」というものは、昔から有名だ。

 

私が些か意外な思いで呆れたのは、

いわく「遅れた国」に対する啓蒙で示してきたように、さも「平等性と自由を標榜してきたアメリカ」のはず、

が、内実は、ほぼ全く逆なのかよ、ということだ。

実際、アメリカ国内の人種差別の根強さについても、私の高校時分に、クラスメートで、いわゆる帰国子女が いたのだが、彼女からも聞いたことは ある。

 

 

そして、それ以上に、

この煩悩深き生きもの、ヒト属の男というものの やること、やりたがることときたら、、、

まさに、洋の東西、古今を問わずのパターンなのだな、

という、今更ながらの溜め息。

 

 

男女の自立、独立性という点に関してなら、人間以外の動物たちのほうが、よっぽど上まわってるのじゃないかw

自然界では、そもそも、オスを頼らないメスのほうが多いんじゃない?

逆は あっても。

 

うちの雌犬もね、子煩悩で、お産も子育ても、誰に教わるでもなく上手に こなしたが、

いったい、どこで線引きしてたのか、飼い主から見てもナゾだったけど、嫌いなオスは、徹底的に拒絶してたw

オスのほうは、せつないアタックを繰り返してたのに、
そうなると、ますます牙剥いて怒るww

それでも、オスにモテモテでね~()

そろそろ、子どもが産めないくらいに老いて、おばあちゃん犬になっても、モテてた。

 

俗に「飼い主に似る」とかって言うようだが、やっぱり、子どものときに拾ってやった私に似たのかなー??ww

 

 

ま、愚衆の吹き溜まりなんぞに、貴重な時間と労力を費やしてまで投稿する気には なれない私だが、

もっとも、「ヤフゴ民」のなかにも、まともな知性から述べる内容を投稿する者も、ごく僅かには居て、

この「ハリウッド システム」の問題を指摘するコメントは あるには あるのだが、やはりと言うか、賛同者よりも、圧倒的にブーイングのポチの数のほうが多いwやれやれ。。。

 

 

いちおう言っとくけど、

バルドーもドヌーヴも、私の好きな女優たちには違いないよ。

ただ、、、

幸か不幸か、若くして亡くなったモンローが生きていたなら、この問題について、どんな意見を言っただろうか、バルドー並みか、意外に批判的だったろうか、ちょっと予想は難しいけれども、

はっきり言えるのは、

一人の女性としても、また女優としても、
バルドーよりは苦労多くして(整形も?)、そして、演技者としての向上心、プロ意識、天分も、バルドーは、モンローに届かないということだ。

まあ、バルドー自身、その点だけは自覚しているようでは あるけれど。

 

だいたいが「性的な放埓さ」のようなものは、意外にも自信の乏しさ、
それゆえの不安の深さを感じさせるものだ。

バルドーが自分から、かずかずの男たちを捨ててきた、というのも、
実は、自信が なく、不安定だったからじゃないかな。

 

で、悪い男、危険な男に魅かれちゃう女も いるが、こんなの単純。

世の多くの男どもも、悪女が大好きw

しかも、女よりも複雑な好みつうか、

なんせ、「素直な悪女」、貞淑で従順で奔放な悪女が好き。

その望みを叶えるのは、なかなか難しい。。。ww

 

 

ちなみに、

フランスの おまわりさんは、観光客の女性が、ちょっと、道を尋ねただけで、たちまちナンパしてくるから要注意、という話は、むかしから聞いてたよw

 

性的に、特に女性の奔放なイメージが全面に出てる印象のフランスでは あるが、

ちょっと昔のフランスの絵画とか見ると、ほんの19世紀あたりまで、うら若き女性でも、尼僧の如き黒い衣装でもって全身固めているような服装だったのに、

いつごろから、男女関係についてだけは特別扱いを殊更に大っぴらにするような風潮へと変化したのか知らないが、

近頃の事件のイスラム問題で明らかになったように、宗教問題と同様、もともとはクソ真面目に縛りがキツかったことの反動なのかね。

 

キリスト教あたりの坊さんに特に目立つようだが、
一般に、坊さんとか聖職者と呼ばれる人ほど、とんでもなくイカガワシイ(実は、日本では、意外と罪悪感に乏しい、男性同性愛等)性犯罪などが発覚していることにも窺えるように、なにごとも、むやみに縛りがキツいと、あとの反動も大きいものだ。

 

 

ドヌーヴの言った「口説く権利」と言う発言には、つい苦笑したけれど、

いやがってる相手に対して、それを振りかざすのは、逆に、相手の権利の侵害になりかねないということは わきまえておかないとね。
幼い子どもじゃないんだから。

 

もっとも、世のなかの女性には、「ほだされる」という性質の人も多いようだけど。

うちの犬じゃないが、厭だとトコトンな私には、ぜったい、ない性質だww

ごめんね、男たちw
母性愛に欠けた女でww

 

 

だいいちには、

弱い立場の相手に対して、自分の欲求がゆえに、相手の欲しい「エサ」を見せつけて、権力を振りかざすのも、容易に犯罪に結び付くということね。

 

何によらず、「つけこむ」のは、卑劣者が やる所業。

 

その権力に屈さなかったからといって、本来の実力ある者が潰され、消されるということが起きたら、それこそは、甚大な社会的損失というものだ。

 

 

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