2023.09.15 (Fri)
最近、よりによって、ガッコの教頭センセイが、女性用のトイレに、盗撮する目的でカメラを仕掛けていたのがバレたそうな。
トイレを使おうとした女性職員に報告されて、即、白状したらしいのも、いやに素直でケッタイだけども。
むしろ、私が驚いたのは、「便器と便座の あいだに」仕掛けていた、ということ。
だって、いちばんバレやすそうな位置じゃないの?
こんにちのカメラは、凄まじく小型化してるということなんだろうか、詳しいことは知らんけど。
さて、
正直、私自身も、かねて、理解できんわ~と思っていたのが、特に性犯罪が発覚したときの男の言いわけに多く出てくる理由であるところの「ストレス」ってやつ。
今回の、この教頭センセイは、『熊本』県の50歳代だそうだが、
ストレスで、の あとに、「性的欲求が強くなった」と説明してるらしいが、これは、わりと正直で、なかなか科学的な説明しとるじゃないかいとも思ったw
これもね、以前から、旧ブログや過去エントリーで指摘してきてるんだけど、ここで あらためて。
最初は、ある人の回顧談を読んでだったか、戦争で、戦地だか抑留地だかに回され、飢餓に瀕した、日本人兵士だった男性が、ご飯恋しさに、炊きたての「銀シャリ」をフッと思い浮かべたとたん、アソコが勃起したって話。
もう一つは、
『阪神』や『東北』での大震災時、花が咲くとか実の生る木々が、例年以上に多く咲かせたり生らせたとかいう話。
いずれも、実話ということなんだけど、
男性の脳は、食欲と性欲が ひっついて連動し易い構造だとか、何かで読んだことも あるのだが、
そういう事例にも鑑みて、やはり、女性の脳と、男性の それとは、違う面が あるんだなとも思う。
要するに、自己の生命への何らかの危機に瀕すると、ということが共通しているように見受けられる。
生物学的にも、意外と、男性は本来、女性よりも偏っていると共に脆弱な傾向が あるせいかね。
「ヤフゴミ捨て場」のヤフゴミんたちは、やれ、「ストレス発散方法を考えるべし」とか、「なぜ、そんな方法を選ぶのか」などという尤もらしい内容を投稿しているけれど、
なかには、
「管理職に適さない人がなるからだ」
てなことを主張している者も いて、
だったら、管理職こそは、女性が就くほうが無難だと言えそうだねw
ちなみに、この投稿者、いわゆる「ネトウヨ」らしくて、暴力的で偏見むき出しな内容の投稿を しているのを、他でも見かけているよw
それから、
「歌って発散」とかいうのとも、まったく違うんだよなあ。これは、女性の投稿者のようだが。
というわけで、
いずれも、「ヤフゴミ捨て場」のヤフゴミん通常運転の、
ピントはずればっかり、やれやれ
ということだ。
まあ、私は、ずっと前から言ってるように、ここ最近の、「猫も杓子も」のテイで、盗撮事件が際立って夥しいのは、やはり、エロ系盗撮で小遣い稼ぎも兼ねられるというサイトの存在が大きいのでは ないかなと睨んでます。なぜか、あまり報じられないみたいなんで、怪訝に思ってるんだけどもね。
2023.09.11 (Mon)
『この、恥ずべき世界は、もう要らない。』の続き。
それから、
最近、例の『京アニ』事件の裁判が報じられるようになった。
この事件が起きた当初から、下手人の男は、自分の作品が「パクられていた」ということを頻りに訴えていたようだが、
私自身、パクられたなんてことは、あちこちで何度か経験してきているけれど、いちいち立腹は しなかった。
むしろ、
私なんかからでもパクらないと立ち行かないらしい相手の能力のほうを哀れんだくらいだw
百歩譲って、この犯人が恨んでいることの内容が事実だという側面が あったとしても、
あれだけ、用意周到に かかろうとするだけのアタマが あったのだから、なにも、下っ端の従業員たちを襲撃せずとも、決定権を握っている会社のトップだけをブスッと やったら、、、とか思ったw
それだけでも、パクられたんで!!と、世のなかに向けてアピールすることは できたろうに、と。
まあ、それはブラック ジョークと かたづけておいて、
時々、目を通している記事によれば、被告の生育環境のことも公開されているらしく、それについて、「ヤフゴミ捨て場」でも、あれこれの意見が飛び交っているようだが、
犯人の言い分だけを聞けば、さすがに、同情的なコメントが散見されるのも理解できなくは ないものの、
私も、これを知って、なんとも言えない気分になったのが、
犯人の実母が、
「人のせいにする性格なども、父親にソックリだ」
とかというふうに述べたのだそうで、
この述べようについて、冷酷無慈悲を憚らぬヤフゴミんですら、あまりの酷い言いかたに愕然としたと、批判していた向きも多々。
で、私としては、
「ふうん。。。そんなに驚くほど酷い言いかたなんだ」
と、いささか意外な感。
と言うのは、
いつぞやの過去エントリーでも述べたことが あるように、
まだ、幼稚園にも行かない年齢の幼い私は、毎日のように、母親から、
「おまえは、おとうさんソックリ!」
とも罵られていた定番のセリフだったから。
母親だけじゃないよ。
父親からも、
そして、親父の連れ子だった、年齢が ずっと上の義理の姉や兄からも、口を揃えて、
「おまえは、おまえの母親ソックリ!」
と言われ続けていた。
特に、母親が入院中などで不在のときはサンザン言われた。
いずれも、悪いところだけ、相手に似てると言うんだよ、互いにねw
親父と、義理の姉や兄らと、同じ家のなかで暮らし始めたのは、母親に連れられた私が2歳に なった頃。
その頃から、ずーっと、
「父親に母親に悪いところがソックリ!」
と言われ続けてきた幼い私の、立つ瀬のなさよ。
言い返す力もなく、黙り込んでしまうか、しくしく泣くしか なかったわ。
いま思い出しても、なさけない気分に陥ってしまう。
でさ、
近頃のヤフゴミんのなかには、
毎度の「来世」だのいうセリフに替えてか、
「子どもは、親を選んで生まれてくる」
と、断言しているバカを見かけたので、
「遠まわしに、殺された子どものせいにしているに等しい」
と、運営に、削除するよう通告しといた。
「見てきたようなことを言い」w
ほんと、バカなことを言い続けるもんだ。
だったら、オマエさん自身、生まれてくるのに、親を選んできた記憶が あるんかいな?(嗤)
私よりも記憶力が優れているようには、微塵も見受けられないけどな(嗤(嗤)
いいトシこいてても、こんなことを言い放つ愚かもんにかぎって、ガキの2、3匹も産み散らかしてるもんだわ。
おつむカラッポでも、首から下だけ頑丈なのね(嗤)
てめえのガキも、俗物を絵に描いたような、ろくなもんになるめえ。
とは言っても、
私みたいに、親に全く似なかった、奇跡的ケースも あるわけだから、
ヤフゴミんみたいに、「親や家庭や生育環境に問題が あったら」いわゆる「連鎖」を起こすに違いないのだ!みたいな、受け売りの決めつけは言わないよ、私はね。
私自身は、中学生の時分に、ただ、子を産むことは避けようと、ひそかに決心していたわけだ。
自分が産み落とされたことを、肯定できないでいるかぎりは、と考えて。
14歳の頃から、何度か自殺を試みた私だけれど、
いまでも思う。
あの頃、ほんとうに死んでしまっていたら、
両親、とりわけ母親は、どんなに惨めな老後だったろうかと。
私同様、ある意味では私以上に虐待されていた兄ですら、自分の子に暴力を振るっていたということは なかったよ。
むしろ、自分が そうしてもらいたかったであろうように、甘やかしていたほどだ。
そうして、他者を虐待したり殺すのではなく、自殺した。
家庭環境が良いはずでも、とんでもない凶悪事件を起こす者は いるのが、世の現実。
最近の事例では、『札幌』市の首ちょんぱ事件とかね。
たしかに、家庭や生育環境が劣悪だったことは、本人の内側に深い影を つきまとわせるだろう、恐らくは生涯に渡って。
それでも、
若い頃は、体力・気力で頑張れば、それなりの報われと共に、なんとか人並みの人生に乗って行けるだろうという希望も あり得なくは なかろうけれど、
この深い影は、むしろ、歳を取ったあと、がぜん、よみがえってくることも あるのだ。
つくづくと深い疲労と共に。
私なんかは、この中途半端な障碍さえ なかったなら、厭な親や、その家からサッサと出て、自分だけの生活を築いていったであろうから、
なぜ、そうできなかったのか、『京アニ』事件の犯人などは、もともと、人並み、あるいは それ以上に恵まれた身体だけは(知能も含めて)与えられていたようなのに、もったいないと、思ってしまうのよ。
そもそも、子を産むという行為は、エゴそのもの。
しかも、人並み外れたエゴイストの親が、反省なんかしてくれるはずもない。
たしかに、理不尽な世界に ずっと居ると、素朴な疑問すら封じられて、だんだん、ふつうの感覚や思考力も失われていくような感じは、私自身も如実に知っているけれど、
せっかく、少なくとも身体的には人並みのものを備えているのなら、
それすらも蝕まれてしまう前に、脱出しとかないと いけないね。
「人並み」でいられるのは、たまたまのこと。幸いなことなのだが、そこを自覚せずに、くだらない欲求不満を抱えて、自分よりも不利な立場や情況にある者を叩くな。
そういう恥ずべき者どもが多数だと、世にも あさましい、いやらしい地域や国家を築きあげてしまうんだよ。
2023.09.11 (Mon)
しょせん、苦しむに足る価値も ない。
釈迦は、たぶん、究極、そういうことをも考えていたのだろうと思う。
やっと少しだけ、さしもの暑熱も下がってきたかと思える近頃だが、
関東から北にかけて豪雨を もたらした数日前には、大阪府内の当地でも大雨だった。喫緊の所用のために出かけた途上で、あっという間の土砂降りとなった。
自宅を出た当初は、先ほどまでの けっこうな雨も上がっていたし、空もようを見るに、なんとか このまま、持ち直してくれそうだと思いつつも、念のため、雨傘を持って出たのは正解だったが、突如、大粒の雨が、つよい風と共に吹きつけてきて、辛うじて濡れなかったと言えるのは、頭のテッペンくらい。背中は、着ていたTシャツが貼り付き、足もとまでビッチャンコ状態。
しかも、その前日あたりから、直接の原因が思い当たらないまま、腰痛が ぶり返していたもんだから、乗っていた自転車のペダルを漕ぐのも痛いのに、そこへ差して強風で、まともに直進することも ままならず。
たぶん、しばらくしたら、この勢いも弱まるだろうと考えて、閉店している商店の庇の下で雨宿りした。
雨脚の凄さを呆れながら眺めていると、歩道と道路との境の、少し傾斜が ついた所を、見る見るうちに雨水が覆っていき、ヘタすると、まさに冠水が始まるんじゃないかと思えるほどの凄まじさだった。
それでも、予想どおり、しばらく経ったら、雨風の勢いも少し おさまってきたので、えっちら おっちら漕ぎだした。
腰が痛い濡れ鼠は、へとへとになりながら、用事を済ませて、疲れ果てて帰宅。
無理したもんだから、いまだに、痛みが残っている。
辛すぎると、涙も出んわ。。。
こういうとき、いつも思うのは、
一人で生活していると、すべてを自分自身で判断して解決するほかは なく、誰にも頼れないんだよなあ、ってこと。
でも、すぐに思いなおすのは、
家族、それも、自分が世話しないとならない家族が いると、もっと大変だもんなってこと。
そっちも経験してきてるし。
身動きできないほどの痛みや病気でも、這ってでも出張っていかないと、恨む家族が いるとね。
もともと、腰痛は、学生時代に無理を重ねたことが原因なんだけど、
だましダマシで やってきた数十年後の いまは、いつ何時、ぶり返しが来るか、予想も つかず、
再発したら最後、ヘタすりゃ1週間くらい寝込むハメになるから、な~んにも できない。
ほんと、涙も出んわ。
さて、
このところ、『ジャニーズ』問題で もちきりのテイだが、
これも、過去エントリーで言ってあるけど、
かの、北 公次さんが ぶっちゃけたことは、興味が薄い私ですらも、たぶん、新聞で だったと思うが、北さんの告発本が紹介されている記事を見かけた記憶が残っているし、書店に行けば、その本が「平積み」に なっていたのも見ている。
なので、
私らリアルタイムで目撃している者は勿論、北さんの告発当時は、まだ全く知らないでいた人が圧倒的だったろうと思うけれど、その後、裁判とかも あったのだから(ただし、私個人は、そこまでは殆ど知らないままでいた)、直接では なくても、間接的にでも知ってる人は、一般のなかにも多かったはずと思う。
それに、ちょっと意地悪な見方かもだが、
どうも、あの事務所と、あの故人によって大成功し、大いに売れっ子になれた(と信じている)者ほど、「金持ちケンカせずデス」的な、事なかれ的な態度で、むしろ、「感謝してます~」てなことを言ってるように見えるわよ。
ということは、
いまいち、期待したほどには、、、という者ほど、今頃になって、恨み節を唱えているという構図に見えなくもないわけだ。
以前から言ってるように、私個人は、ジャニーズにも、芸能界そのものにも、関心は薄いので、
なるほど、「性加害」は深刻に考えなければ ならないにせよ、こういう問題は、なにも『BBC』あたりに説教されずとも、日本独自でもないじゃんかと思う。
「芸能界の枕営業」なんてね、
特に『ハリウッド』のことも昔からチョー有名だし、世界じゅうで共通してると言って過言じゃないでしょうよ。
ただ、日本では(日本に限らないのだろうけど)、
「嫁入り前の娘が」とか、
「疵ものにされた」みたいな感覚が色濃く残ってた時代が長く、これと逆に、男性に対する、いわゆる「男色」シュミについては、ある面で奨励されてたくらいユルイ傾向さえ あって、妊娠の問題が伴う女性に対するよりは、かなり甘いという現実は あったと思う。
実際、「息子が疵ものに」なんてことは言わないからね。
いずれにせよ、男性目線が中心だ。
要するに、芸能界ってところも、もともと、男性が牛耳ってる世界の一つで、いわゆる「反社」組織が牛耳っていることでも知られていた。つまりは、いわゆる「体育会系」「縦割り」体質との親和性が高い。
そういう世界で、まずは性的な欲求を発散しないはずが ないわよね。
ましてや、いわゆる美男・美女が集まってきて ひしめく業界なんだから。「よりどりみどり」だもんね。
まあ、もとより、ジャニーズにも無関心な私が、もしもの話、自分自身が、ジャニーズの一員となって、性加害の餌食になりかけた、あるいは、なったとしたら、それをガマンして受け入れないと、デビューは できない、売れないからと言われても、単純な性格だもんで、いやなもんはイヤだし、まだ子どもの年齢なら、まずは親に訴えると思う。
「あんた、スターになりたいんでしょ!!」
と怒る親だったら、ためらうかもしれないけどさ。。。
私には、あまり共感できない価値観だけど、
「とにかくスターに、有名人になりたい!」
という願望、そこに つけ込まれたわけよね。
むろん、つけ込む者が最も悪いんだけど、
願望が即、弱みになっちゃったのね。
疎い私なんかから見れば、
すでに、一部で実行されてるらしいように、それぞれで、新しいグループや事務所を立ち上げるとか、独立したら いいのにと思うけどね。
なおも しがみついてるほうが、まだウマミが あるのかしらん。
それも、主として子ども、未成年が相手なので、よけいにタチが悪い性犯罪を やり続けた当人の名前を冠したまま続けていく、なんてことからして、
「ダメだ、こりゃ」
でしょうね。
新聞読んで騙される。
週刊誌には煽られる。
テレビ見てたらバカになる。
誰だったか、えらい人が、「一億総ハクチ」とか言ったんだっけ。
政治もメディアも、国民大衆のレベルの反映。
先日も、毎度の商売人ひき連れパターンで、外相の林さんが『ウクライナ』参りかよと思ってたらサw
「ヤフゴミ捨て場」に夥しく常駐してるウヨにも、あらためて言っておく。
まず、いまだにチラホラ見かける相変わらずのアベ信者な。
おまいら、いったい、どこに目ん玉ついてるのよ?(嗤)
いまだにマジで信じてるのか、あるいは、わざと言い募ってさえいれば、これからも、アホーどもを その気にさせられると踏んでいるのかは知らないが、
アベシの悪行によって、切なる念願を叶えられた岸田さんが、かねて お望みの首相と なれてからというもの、まんまパクってるw
「外交の岸田」
ってな笑止千万のキャッチフレーズよww
実際は、アベシだって、ハシゴ外されまくりで、バカにされてたでしょ!トランプにもプーチンにも。
とことんゴマスリに徹し、ポチよろしく尻尾を振り立て続けた おかげで、せいぜいが、
「うむ、苦しゅうない」
と、言ってもらえただけ(嗤)
だいたい、「南朝鮮」とか「北韓国」とかいうケッタイな呼びかたでも争い合ってる「ネトウヨ」どもが、日本国民なのか、それとも、どこに属する連中なのか、
ほんとうに日本を良くしようと願っているのか、
真逆に、悪くなっていく日本を楽しみにしているのだか、
はなはだ怪しいわ(嗤(嗤)
あとな、
とかく、「日本ファーストで!!」と、
これも相変わらず大好きなトランプの口癖を真似てるんだかしらないが、
今後の地球はね、どこそこ「ファースト」てな狭量では通らなくなるんだよ。
そして、
「新自由主義」なんぞが、いかに誤った考えかただったか明らかになりつつあるなかで、これまた相変わらずの信心、二言目には『「強い者が生き残る」教』。
生き残らねえよ(嗤)
仮にも「最後に残った者」は、ただ、自滅していくんだよ。
こんな自明のことも分からねえのか。
基礎的な国語も使いこなせないだけのことは ある、テイノーばっかりだわ(呆)
【続く】
2023.09.03 (Sun)
『サイコパスの教育方法(?)』の続き。
『サイコパス』というのは、私から見れば、むしろ、非常に子どもっぽいようにも思える。
幼児的な感覚や狭い視野のまま、オツムの狡猾さと身体だけが大きくなったような極度のアンバランス。
だからこそ、自分本位の思惑や欲求を満たすことには、年齢を重ねるごとに、こまかく計算できるようになり、確実に達成するための小細工に余念が ないけれど、
いざ達してしまったあとのことはスッコ抜けていたり。
大概は男性に多いパターンやタイプと思うんだけど、
緻密なんだかズサンなんだか、よくワカランのは、まさに、『札幌』市の事件の下手人となった女が そうだ。
ところで、
旧ブログを やってた頃に、同じサイトのブロガーの一人で、ご本人も、ご亭主も、比較的軽度の知的障害であるが、夫のほうが、本人よりは もっと軽度だと言っていた人が いたのだけれど、そのせいなのか、
「夫は、なぜか、いつも心配そうな顔で、私を見る」
とも言っていた。
そして、
子どもは『発達障害』で、かなり困らされたことも吐露していた。
と言うのは、特に手を焼いたのが、嘘を つく癖が あったから、と。
ただ、その嘘の内容も、とくに悪気が あるわけでは なくて、ほんとうに、しょうもない場合が多かったのだそうだが、親としては、そのあたりのことは承知していても、事情を知らない他人さんは振り回される。
そういうことが繰り返されたので、子どもに、嘘を つく理由を聞いてみたことが あったと。
なにがオモシロイのかと重ねて聞くと、
嘘だと知らずに、あたふた慌てている人の ようすを見るのがオモシロイと。
それだけのことなんだと。
で、
親として、嘘を つかれて振り回される人の迷惑を考えなさいよと諌めて、以後、社会人になり、年齢を重ねるとともに、徐々に改善されていき、いまでは、ほぼ、そういうことは なくなったと言っていた。
もう一つの事例。
これは、もっと深刻な話で、私の母親から聞いていたことなんだけど。
ただし、うちの母親も、脳の異常のせいなんだかなんだか知らないが、たまに、とんだ作話を口走ることが あったのを、いまでは、私も気づいている。
さて置き、
数十年後の今は、詳細な部分や結末などは、記憶が少し曖昧になってしまってるものの、おおよそ、こんな話だった。
むかし、うちの母親が若かった頃、当時の住まいだったアパートの共用廊下だったのだろうか、たまたま通りかかった2階の窓際で、幼稚園か小学校の1年生だったか、それくらいの年齢の女児が、両手に、なぜか、煉瓦を一つ抱えているのを見かけて、怪訝に思ったという。
女児は、無感情な顔で、さっきから、何かを待っているらしく、じいっと、下の通りを見下ろしていた。
私の母親が目撃したのは、そこまでだったと言っていたような気もするが、
その後、いきなり、窓の下の道へ向けて、手にしていた煉瓦を投げ落としたのだという。
ちょうど そのとき、くだんの女児と年齢が同じくらいの女の子が通りかかったところだった。
幸い、直撃を免れた女の子は、その頭上に煉瓦を投げ落とすべく待ち構えていた女児にとって、何の理由なのだか、とにかく、気に入らない相手だったらしい。それで、相手が、窓の下を通りかかるのを、根気よく待ち構えていたそうだ。
ちなみに、
この女児、私の義理の姉(←親父側の長女)だったとか言ってたっけか。もしかしたら記憶違いかもしれないけど、
たしかに、一回り以上も年長の義姉には、幼かった私も、両親の眼が届かないところを見計らったようなタイミングで、なんとも陰湿なイヤミを言われたり、ねちっこいイヤガラセを さんざん やられたし、
人並みに嫁いだあとも、みずから起こしたトラブルだらけで、
ついには『自己愛性人格障害』という診断を下されている。
サイコパスとか、あるいは自己愛性人格障害とかも、私の見るところ、どうも、通常レベルの人の何倍かは、「逆恨み」する傾向が あるように思える。
要は、非常に自分本位な考えで、怒りや憎しみを激しく募らせたり、
それは もちろん、客観的な立場から見ると、お門違いだったり、なぜ、そんなことで、、、と、唖然とするような理由だったりする。
しかも、
自分こそが、他者に対して、無礼を はたらき、不快な思いを させていることには無頓着という以上に、当然だというナゾの優越感覚で棚上げしている。自分本位だから。
そうして、
まだ幼い頃から、早くも計算高いだけに、まともに反発したら、自分のほうが危ういと分かってる相手には、「面従腹背」ってのか、少なくとも表面だけでも逆らわないどころか、積極的に諂いも する。
権力が大好き、権力崇拝だからかね(嗤)
そのかわりに、
自分よりも弱そうな立場とか、逆らうのが困難な状態にあると見た者へ向けて、大いに八つ当たりする。
こういう傾向の事件、街なかでも時々起きてるでしょ。
無関係の歩行者に向かって、いきなり、車で突っ込んでいった理由が、ストレスとか、女にモテないからとか、交際相手にフラレてムシャクシャしたから、とかってさ。
ある意味では、過敏とか、病的に敏感とも言えようけれど、
だが、
札幌市の事件のように、「腫れ物に触ら」ぬような育てかたは、やっぱり、間違ってるわな。
そのくせ、
見ようによっては、「経済的虐待」とも言えそうな、
何を買うにも、どこへ行くにも、常に父親頼み。
父親が いないと、どこにも行けない、何も買えない。
あげく、
年齢も父親に近い、けったいなコスプレ趣味も、なんだか、父親に似ているオッサンを襲ってしまった。
とにかく、自分は悪くない、自分を思いどおりにさせてくれない、自分に不愉快な思いを させた相手が悪いんだ、という感覚が滅法つよいのかな。
過去エントリーでも、おりに触れて、これらのキーワードに なり得るのでは ないだろうかという指摘を述べてきた。それは、
(リクツ抜き・自分本位な)「被害意識」だ。
2023.09.03 (Sun)
前回のエントリー『うんざりする夏の終わりに』に、ちょっと補足しておきます。
というのは、
「『サイコパス』のような子を、どう教育すべきか」
という、難しい問題なのだが、
ヤフゴミ捨て場のなかに、
「小さなワガママを許していては いけないのだ」
というようなことをコメントしているのを見かけたので、逆に、その投稿者や、賛同している人たちに問うてみる。
「小さなワガママ」って、何のことですかね?
私は、幼い子どもらしいワガママは、時には許容してやれば いいと思うし、むしろ、あまりに細かいルールを設定して、子どもが息苦しくなってしまうようなガンジガラメな育て方は、けっして良くないと思う。実際、そうした虐待事件も起きている。
うちの母親の口癖が、
「わたしは過保護だから!」
というものだったがw
のちに、私の苦難を知った他人さんは、
「それは過保護じゃなくて過干渉!」
と、喝破していた。
親父は親父で、もともと、細かい性格だから、子どもに対しても、しょうもないルール設定、過去エントリーでも言ったように、たとえば、入浴時の掛け湯が、上がり湯が、洗面器に何杯まで、とか、そういう、異様に煩いことを言いだすので、
さすがに、このときは母親がタシナメていたものだが、
そういうふうに、一事が万事、自分の示威的・恣意的ルールを押しつけられないなら、今度は逆に無関心になってしまう。
親父については、このトシになっても、いまだに、ふと、まざまざと思い出してしまう光景が ある。
私が幼稚園児か それくらいの頃、
毎度のごとく、両親の大ゲンカが突如として始まり、激昂した親父は、手に握った箸を、母親の眼に、今しも突き刺そうとしたことが あった。
さすがに、それは実行されずに済んだけれど、その一場面だけが、いまでも、急に脳裡に浮かぶことが ある。
もう一つは、
やはり幼い頃、両親の大ゲンカに割って入ろうとして、母親を つかんで殴りかかろうとしている親父の腕に すがりつき、どうか やめてほしいと泣きながら頼んだら、
一瞬、私のほうを見遣った親父は、ニヤリと哂っていた。
また、両親は、二人とも、それぞれに、殊更、人前で、私を辱めるのを楽しんでいた。
障碍を負わせた私を。
学校時分は、母親を心配して、修学旅行さえも躊躇った私が、自活を始めてから、ただの一度だって、実家に戻りたいなんて思うどころか、そんなことになったら、死んだほうがマシだと思ってきたけれど、
両親ともに亡くなった いまは、自分一人で、とにかく静かに、地に還りたい、あの猛々しく騒々しかった親らの墓にだけは、ぜったいに入りたくないと思う。
過干渉は、子の人生を歪めてしまう。
干渉し過ぎる親は、肝心なときには、本当の意味では、子を守らない。
自分の不安や利害意識からの干渉、すなわち、自分の つごうで支配し、コントロールしようとしているだけ。
子を持ったことのない私が、
親に逆らえるくらいの力、体力的にも頭脳的にも、対等に近づいてきたら手遅れだということを言ったのは、
たとえば、
まだ ごく幼い頃の子どもが、何かしら気に入らないことを されたというので、年齢が近い子に対して、本気で叩きに行ったりして、相手の子を泣かせてしまったりということは、わりと よくあることだと思うけれど、
そういうときに、自分の子に、
「あんたも、同じように叩いたろか~」
と叱って、
実際そのように叩いたとしたら、たぶん、ほとんどの子は、エーンと泣きだすのだろう。
でも、そのあと、膝にでも乗せて、おだやかに諭してやれば、だいたいは素直に、そういうことは やっちゃいけないんだなと、幼心に少しずつ理解していくのだろう。
ちなみに、
「あんたにも同じように やっちゃろうかぁ」
というのは、これも、うちの母親が、よく言ってたセリフなんだけどw
もっとも、
娘である私自身は、いたって素直な子だったからw自分が言われたのでは なく、
ある日のこと、小学生と思しき、よその子が、何か悪いことを、たしか、近所の庭で咲いている花をポキポキ折りまくってたのを見かけたときに、
「あんたの首も、ポキッと折ったろかあ~うひひ」
などと、お得意のセリフで怖がらせてやったとたん、その子は、即座にピューーーと逃げ去ったそうなww
しかし、なかには、自分が叩いたのは、叩くだけの理由が あったのだからと、かえって、叱った親を恨む性質の子も いるかもしれない。
まずは、その子なりの、怒りの原因を聞いてやることだと思う。
そのあとに、
でも、いきなり、相手の子を叩くのは いけないよ、いやなことを されたのなら、いやだから やめてね、と言うことが大切だよ、いきなり叩いたら、自分が悪いやつにされちゃうんだよと、
要は、自分にとっての「損得」を分からせること。
これは、『サイコパス』の場合に限らず、一般的な性質の子にも言えることだろう。
そもそも、おとなになっても、自分自身に降りかかって直面しないうちは、たいがい「他人事」なのだ。
もともと、自分本位が基本なのは、一般的にも同様。
ただ自己利益や損得を計算し、辛うじて、自分を律しているなんてことは、サイコパスでない、ほとんどの人も そうだろう。
それでも、
大多数の人は、成長するに したがって、多かれ少なかれ重ねた経験・体験を もとに、想像力を養い、他者のことにも配慮が、多かれ少なかれ、できるようになっていく。
自分が、多少の不快な思いを させられたとしても、もちろん、損得計算を働かせる、それだけでは なく、他者の置かれている立場や、自分とは異なった感覚や考えかたも あることを、多少なり考慮できるように なる。それが、精神的に成長するということだろう。
自分本位というのが、『サイコパス』や『自己愛性人格障害』や、ある種の『発達障害』には特異に顕著な性向なのであれば、せいぜい、そこを利用するように躾けるしかないのでは なかろうか。
自己利益や損得計算だけが突出していて、極度の「他者への想像力不足」は、どうやっても なおらないのであれば。
もちろん、ふつうレベルの感覚の人は、ましてや親とか先生とか、教育するべき立場の おとなだったら、これはイカンと思えば、厳しく叱ったりも するはずなんだけれど、そうすると、逆恨みするのよね。
そもそも自分側に原因が あるということを指摘してみても、そんなことはガン無視。自分本位制だから。
かくて、ひたすら、被害意識を積み重ねていくってわけだ。
たとえば『少年院』とかさ、ああいった矯正や更生のための教育施設を出たあと、なぜか、もっとワルくなったってな話も聞いたことが あるんだけど、
もしかしたら、
一つには、「逆恨み」する癖とか、ただ「被害意識」だけを募らせてしまう性質も原因なのかもしれない。
悪気が、というか、自分が犯したことに対する罪悪感や良心の咎め、というものが非常に希薄だと、よけいに、そうなってしまうかも。
それだけに、
とにかく自分をヨシヨシしてくれて、何でも肯定してくれる相手は、好き勝手でき、気分が良いから、みずからも、その相手の味方を することに努める。それが、自分は「義理堅い」んだというカン違いにもなってるんだろうけどw
けっこう多く見かけるわな、こういう手合いは。単に、自分の利害と一致してるから癒着してるだけなんだけどねww
で、
そういうふうに肩入れし合っていた相手が、何かの ひょうしに、意見や見解や方針を違えたとなると、ソッコーで、「裏切者ー!!」と叫びだす。
最後は必ずのように、「勝ち負け」を問題にするんだwww
そういうパターン。
【続く】