2020.05.02 (Sat)
最近、近場のスーパーマーケットへ行ったら、あれもこれもと、またぞろ、実質値上がりだらけほんとにゲンナリする。
5月に入ったとたん、急に暑くなった。
そろそろ、マスクするのも厭になってきた。
去年に買い置いていた分も、もうすぐ 使いきってしまうから、敢えて無理しなくても いいのなら、そうしようかなと思う。
しかし、いまだに、せめても「ソーシャル ディスタンシング」ってのを やらない人も見かけるしな。
売り場の床には、位置の目安を表示したりしてくれているのに、おかまいなしだ。
「猛暑の防護服地獄」をも引き起こした原発大事故を思い出させる。
いまと同様、「専門家」たちが言うこともバラバラだったなあ。
あのときの日本は、放射性物質を、世界じゅうにバラ撒いた加害国でも あった。
韓国は、あのとき、自国民全体のための大事な備蓄だった「(非放射性)ヨウ素」を、気前良く、日本に提供してくれたということが あったのだが、そんなことはキレイさっぱり忘却の彼方、やれ、大統領と与党の支持率が、たいへん高く持ち直しとなったから、今後も「反日」政策が続くのだろう~云々と煽りたてるだけの、日本のマスコミw
先日のエントリーで、スウェーデンの「実験的」コロナ対策のことを話題にしたが、死亡者は、やはり高齢の人々が中心ということで間違いないのだろうか?
あちらでの人々の ようすを写した画像などを見たら、小道をゾロゾロつらなって散策していたり、いくら「オープン エア」でも、飲食店のテーブルについている人たちとか皆、ふつうに ひっついて、しゃべってるねw
当然、国家あげて「覚悟のうえ」なのだろうとか言われてるみたいだが、
最近になって、スウェーデン国内の少なからぬ学者や専門家たちからの異議申し立てが起きているそうな。
スウェーデンの方針についても、「ヤフゴミん」あたりが、毎度のウヌボレを発揮し、
「高齢者を大事にする日本では、スウェーデン同様のことは できない」
とか言ってるけどさ、をいをい、
もともと、日本だって「姥捨て」が伝統の国ざんしょw
をい、「新自由主義者」どもは どこ行った?
ほれ、「適者生存!」「弱肉強食のススメ」は、どこ行った??w
ほれほれ、お得意の
「経営体力のない商売や会社は、さっさと潰れさせろ!」
の声が聞こえてこないぞー?ww
そもそもが、「哲学」という概念を持たなかった日本人は、外来思想一般などを、本当の意味では理解できていないまま、愚直にバカ正直に、
あるいは、
どこか歪んだ解釈のまま、自分の つごう良く変えて、まかり通らせてしまう習性や傾向が あるせいなのか どうなのか。
で、今ごろになって、
「お客が来ないんじゃ、商売は成り立たない」
そうだよ?wなにを今さらww
何度も言ったように、
人っ子ひとりも いない無人島などでカネ稼いだ商売人は いない。
どんな商売だって皆、お客が いなけりゃあ、逆立ちしても成り立たない。わかったろ?ww
窮乏は、まずは日々の食費から削らせる。
ましてや、飲食や娯楽の たぐいなんど、最低限生活を じゅうぶん上回る余裕あってこそ、心から楽しめる分野の商売。
少数では なく、大多数の人々のフトコロぐあいによって、いとも簡単に左右される。アッタリマエだ。
どんな権威者・権力者だって、民衆が「笛吹けども踊らず」状態になったら、自分自身の吸える甘い汁が おあずけになり、ヘタ打つと、おのれの首も締まってくる。
だから恐れるんです。民衆のパニックと怒りを。
それに、日本の、とくに、「新型コロナ ウイルス」騒ぎ初動の時期には、ほぼスウェーデン同様と言える状態だったと思える。
いや、もっと ひどかったのではとすら思う。
「集団感染を目指し」も何も、
この国では、そういう理論的なこととか最終目的とか大局的予測もなしに、ただ、オリンピックに対する思惑ゆえか、右往左往の行き当たりバッタリでしかない、ほぼ野放し状態に近かったのだから。
政権も一般国民も互いを信用していない、できないのだから、腹くくって共に闘う気にもなれない。
いまだに、「緊急事態宣言」その延長をも めぐって終始、政府も国民も、大地震みたく、ぐらーり ぐらーり揺れ動いている。
ひどく中途半端なまま、腰が定まらないでいる。
ほとんど「ええじゃないか」を踊ってるようにさえ見えるw
近く迎える先の不安や破滅的なまでの予感ばかりが、いよいよ増大してきて、ますます、極端から極端へと揺れ動いている。
それから、
「高齢者なのだから、若い者に譲るという考えを持てないのか!」云々、こういうのも相変わらずの「ヤフゴミ」名物的主張だが、よっぽど苦労知らずの若造か何か、人生経験浅薄な者が多いのかしらんと思う。
私は何度も指摘してきたとおり、
「きのう きょうとは思わざりしを」。
人間、高齢になった自分自身に、当の自分で驚くもんなのよw
それよりも、
いまの日本は、今後、どれだけ高齢になろうが何だろうが、
倒れて再起不能確定になるまで、働き手として現役でいるように、
という政策だ。
つまり、
この際、高齢者には、さっさと死んでもらいましょうや、
という余裕すら なくなっておるのだよwわかってるか?(嗤)
まあ、親子の生活が別々に独立してると、わりと冷静になれるのかもだが、
毎日、一つ屋根の下で密接に かかわる家族関係だと、あまり冷静には受け止めるのが困難かなあ、良くも悪くも。最悪の場合には、親が子を潰し、子が親を殺めるに至る。
18歳になったら、とっとと親から離れ、自立生活スタートというのを基本的生き方として確立させてる国民性と、
「マンマの国」イタリアや、日本のように、成人後も、なかなか、実家から出ず、子も親も互いに、いつまでも密着しがちな国民性の違いも あるかもね。
ところで、
人工呼吸器というのも、装着された本人は、そうとう苦しいものらしいよ。
うちの母親のときも、私は、本人がシッカリしていた頃から、無理な延命は不要と言明していたこと、家族としても、その意思に異議は ないことを、担当医に伝えたものの、
もう今夜、明日あたりには、という時点で、最後は、やはり、人工呼吸器を装着されていて、
そして、臨終を迎え、それを取り外された その瞬間に、
「おかあさんな、その瞬間、ああー、やっと楽になったぁ、って顔したんだぞ。おまえも見たか?」
と、
それから十数年後に、肺炎が直接の引き金となって、自分も また亡くなった親父は言っていた。
私は、幼児みたいに、母親の胸に すがりつき、ただ泣いてる最中だったから、まさに「その瞬間」の顔は見ていなかったんだけども。
心電図モニターなんかを見ると、いまだに、なんとなく重苦しい気分に陥ってしまう。
臨終間近の母親の枕頭に置かれていた その機械の、波型を示す表示が、だんだんと平らになっていく光景を思い出すので。
ま、「コロナ以後」のライフ スタイルは、多かれ少なかれ変化することだろうし、また、そうでなければ ならないのだと思う。
世界じゅうがホイホイと、まるっきり、もとの状態に戻ってしまうんでは、人類は愚か過ぎるということになろう。特に、何もかもが悪循環の様相を来して久しい日本は。
2020.04.27 (Mon)
『「官僚先生」と死にゆく国』の続き。
いやはや、、、
「新型コロナ」終息後の経済対策として、経産省「Go Toキャンペーン」に1兆6794億円の予算を計上、
ですとさ。
まさに、「捕らぬ狸の」ってやつだ。呆れるわな。。。┐(=_=;)┌
私の「予言」というよりも、すでにハッキリしていることを言っておこう。
安倍政権と、官僚らを始めとした癒着連中の(こないだ総スカン喰らってた『経済どうゆう会』代表などは、まさに代表の一人であるw)毎度ズレきった方針と策では、間違いなく、
日本は、まさに泥船として沈没する。
彼らは、致命的に、ズレているのだ。
センスが ないのだ、とも言えよう。
そのことが、自分たち自身にも分かっていないみたいに見える。
だが、もし、少しは自覚ありとしたら、やはり悪意だ。
シモジモ蔑視から来る悪意と、底なしのウヌボレ。
その道連れと言うよりも、真っ先に犠牲にさせられるのは、公務員でも なく、補助金ウハウハの連中にも無関係な、シモジモ一般国民だ。このパターンは、歴史上、繰り返されてきた。
自分らの つごう良く運ばせることは当然のこと、と信じているのだろう。「幼児的万能感」の類である。
トランプ氏や、石原チンタロウ氏あたりの性質と共通のものだ。
ちなみに、チンタロウ氏は、自分がウヌボレやである、という自覚の少々くらいは あるらしいが、結局、おさえきれないんだ、あの手合いの「幼児的万能感」というやつは。
なぜか、男に多いのよね、脳みその造りによるのか、幼児的男。
たしかに、
「青臭い」というのか、良い意味で妥協しようという度量も足りないみたいなところが残ってるかに見えがちな野党には、自民党・安倍政権のような、タチの悪いハッタリを かましてでも、自分たちの野心・欲望を満たすために、一般庶民・国民の犠牲を当然、良し、とするほどまでには ないのだろう。
と言うか、
どハッタリをブチあげるほどの無責任を ものともしない度胸が ないのだろうw
だから、こと経済については、一度、政権の座に就いたときの、
ありゃ??
という戸惑いが よぎるのか、思いきったプランを掲げる勇気も出せないままでいる。慎重に構えていると言うより、これという案も見当たらずで、二の足を踏み ためらい、ビクついてるようにさえ見えるww
その代わりの、まあ比較的に「良心的」と言うのかw
自民党・安倍政権と、一部野党を含むシンパ連中ほどの、ずぶとい悪辣さも なかろうということでww
ゆえに、「パンチ効いてない!」と なりがちな原因になってるのかもしれないが(苦笑)
この国の一般大衆は「夢見る愚民」。「夢を見させてほしい」のさ。
それも、「甘い甘い匂いのするカネの夢」をねww
で、結局は、気づけば搾取されていて、
次には、一斉に、お門違いの方角へ雁首そろえて、
「死ね死ね死ね~」
「カネ返せぇ~~~」
と、夕日に向かって叫んでいる(嗤)
ま、私としては、一切の「シンパ」や「トリマキ」から外れている庶民・国民を犠牲にするつもりマンマンな党なんどは、それだけで、断然、論外なのである。
「おこぼれ」すら寄こしやしない一部の連中だけが、むやみとエエ思いする国であるよりも、
まずは、一般の庶民国民が、ふつうに働いたら、ふつうに見合った報酬を得て、ふつうに、穏かに生活できる国であることを望む。
…
もう早速、「オレオレ詐欺」にプラスした「10万円申請詐欺」が横行し始めてるそうな。
私も、親の古い友人の一人で、大病して、若い頃から働き詰めだったのに貧しい生活している高齢のオバさんに、今度の申請書のことを理解できてるか、注意喚起してあげねば、と思ってるところ。年齢のわりには、頭はシッカリしてるほうだけど、オジさんが亡くなってから独り暮らしなので。
それにしても、、、
国会も選挙も、機能していない、
私自身も、この先、けっして長い命では ないかもしれないけど、さすがに、生きてるうちに、内側から崩壊していく自国を見たくは ない。
2020.04.27 (Mon)
静岡4区とかいう地域の「補欠選挙」、これまた、どえらい低投票率。。。
「弔い合戦」ってのは、昔から『自民党』の大好物なもんで、こういう時期だし、そりゃリキが入るでしょうよ、ましてや、地方の田舎の(行ったこともないので知らんけど)典型みたいな「ジミンの牙城」的地域の一つというし。
その反面で、
Nなんとかいう、キチガイじみた政党(もどき)以外の野党連は、
今回も また、立候補者の人選を、どこまで真剣に やったのかいな?という些かの疑念を抱かせられる。
国際的に、アピール下手な日本の与党。
そんな与党よりも、もっと、国内においてすら、アピール下手な野党。
自民党シンパらが、
「野党は、自分たち議員の報酬削減を、なぜ、いち早く提案してアピールしなかったのか」
などと、せせら嗤ってるけども、
大昔から汚いカネ溜め込んでウッハウハの自民党と大違いで、
野党は殆どが資金不足でしょ。
要するに、ここでも「物量」で負けてんだ。
『ヤフージャパン』提供「ヤフゴミ捨て場」を大舞台にしている「自民党ネトサポ」なんか見てたら、よくわかるわな。それも、税金を流して雇ってるというんだから、まったく、けしからん話。
おまけに、
「腰が引けてんな?」という感じは、どうしても、漂ってるよ。。。自覚してるか?野党連。
いま以上に低下していくと、そのうちに、世界でも特異なる異常性ケースのモデル国にされちゃいそう。
仮にも「民主主義国家」で、こんなにも選挙システムが壊れちまってる国って、日本以外にも あるのかなあ?
まあ、あるみたいだけどな。フランスとか。アメリカとか。
だからかね、トランプさんみたいな、品もコケラも、知性も、、、と、日本の庶民にまで顰蹙買うようなタイプの人を大統領に就かせて平気でいられるのは。
アメリカ人にとっては、かなり失礼な発言かもしれないけれど、日本人にとっても、激怒したくなる理由は多々あるもんね。
他国の首長に対しても、こんだけ腹が立つんだから、自分とこの首長には、その何倍も腹が立つわえ。こちとら、トバッチリもろ被りだかんね。
そう言えば、オジー・オズボーンが、この前の大統領選のとき、言ってたわ。
選挙権を持ってるやつは、ちゃんと、選挙に行っといたほうが いいぞ、って。
うちの母親なんかは、自分の子ども世代が、選挙投票に行くのサボったとしても、ただただ、呆れた~、という表情のみで、選挙権というものは、あくまでも権利で、義務というわけでは ないということを心得ていたのか、つよく咎めることまでは しなかったが。
「女には学問不要」という考えが、まだまだ まかり通っていた時代の生まれ育ちだったのと、やっぱり、その親の無責任ゆえ、「できれば弁護士、せめて教師」という志望を持つ優等生だったにも かかわらず、本人にとって、はなはだ不本意ながら、いたって低学歴で終わらせられ、基本は「主婦」だったし、それでも、いわゆるDV亭主と離婚するための経済力を得ること第一目的に、和食店を自力で経営してた時期も あった。
残念ながら、やっと軌道に乗った数年後、交通事故で続けられなくなったけど。
そんな母親も、私の記憶では、選挙投票に行かなかったことは、多分、一度もなかったと思う。
本人の話からも、選挙権というものの大切さを根本に ふまえていたことは感じられた。
母親は、終戦直後の『難波』『梅田』周辺に大勢たむろしていた「浮浪児」たちの哀れな ようすを、おりに触れては、私に聞かせていた。
なにしろ、もともと、「特権階級」以外の一般の日本国民は、選挙権を持っていないのがアタリマエだったし、
ましてや女性は、戦後になってから、やっと、参政権を得たのである。
その重みを、ひしひしと実感していた ほぼ最後の世代だったと思う。
日本は、小学生のうちから、主権者教育を、しっかり行なっていくべきだ。
主権者であることの自覚を、これ以上、失わせてしまっては、将来世代の行く末が気がかりである。
さて、
政治家と官僚の不可解な関係性というものを、私も近頃になって、やっと少し分かってきた感じが する。
思い当たるのが、入社した先で、コピーライターとして制作部に配属され、そこで初めて、下請けの印刷会社の人たちと交渉する業務などにも あたった日々のこと。
と言うのは、
この道何十年というベテラン印刷業者相手に向かい、
「ここ、こういうふうな効果を出したいんで、それに合う加工を してもらいたいんですけど」等々と要望すると、
印刷屋のオッチャンは、即座に、
「技術的に無理ですな!」
と、
にべもなく、ソッケもなく断言するのである。
そこを なんとかと、少しでも食い下がろうとすると、
今度は、たちまち、業界の専門用語を持ち出して、専門技術の解説へと進み、このように、まだ初心者の私にはチンプンカンプンの講義をして、あえなく諦めさせようとするのである。
私は、ショボンとして、面談室から部署に戻り、
「そんなん無理です、って言われた」
と、先輩社員に報告。すると、
「ええ?そんな加工なんか、すぐ できるはずやで。前にも やってもらったことあるんやから。あんた新入りやからいうて、舐められてるんちゃうか。できるはずでしょ!って、もっとキツク言わんと あかんでぇ」
とダメ出しを喰らう。
この当時の私は、仕事帰りに、大型書店へ立ち寄っては、業界人向けの印刷技術に関する書籍を何冊も、自腹を切って購入、必死で読み漁ったもんでした。
政治家、特に国政の政治家は、何は ともあれ、それが国民のための、いちおう「公約」であろうと、裏側で邪まな私利私欲を潜めたものであろうとも、まずは、なにがしか「ビジョン」というものを掲げ示す。それに沿った実行のために、段取り、手回しを、実務担当の官僚に指示し、手伝わせるのだろう。ところが、実際面では、この官僚のほうが、そもそも「先生」なのだ。
「センセイ(=議員)、それは無理です」
と、
本当の「センセイ=(官僚)」が申し渡す。
こういう構図なんではなかろうか。
【続く】
2020.04.25 (Sat)
私には、経済一般のことは分からないけれど、
一つ確実に言えるであろうことは、
最初に、安倍首相が、いきなりの如く「休校」要請したとき、賛否両論のなかで、私は、それが いけないというのでは なくて、あまり意味が ないだろう、という考えだったのだが、
というのは、
できるだけ短期間で済ませたくばこそ「徹底的に自粛」するしかないからだ。
なので、
休校に羽を伸ばしたような子どもたちが、さっそく、友人たちと組み、繁華街へ繰り出しているという現状が報じられているのを見て、「あ~あ、やっぱりだな」と思った。
尤も、子どもたちだけが おとなしくしていれば おさまる問題でも、勿論、ない。
むろんのこと、「徹底的に自粛」すなわち「活動全停止」に近い、それだけでも、その状態を長期間続けることは不可能。
ではと言って、できるだけ緩やかなる自粛、というのも結局、意味は薄くならざるを得ない。ダラダラやっていれば、ウイルスのほうもダラダラ生き延びるわけだから。
はてさて、
「適者生存!」「体力が ない企業は、むしろ潰すべき!」という、血も涙もない(w)主張が とっくに あるくらいだ。
個人経営レベルの零細商売なら、もとから、跡継ぎの予定も なく、雇用している人数が あっても ごく僅かで、終始ほそぼそ、といった感じに やってきたのであれば、もう潮時かと、その多くが、割り切って たたんでしまっても、社会全体に齎す影響としては、それほど大したことは ないんじゃないか。
喫茶店やレストラン等がバタバタ潰れてしまっても、人々の生活が立ち行かなくなるわけじゃないから。
実際、家計が苦しい、生活に余裕が ないとなると真っ先に、ほとんどの飲食店の類へは行かないことになる。
基本の生活に、ほんとうの最低限、不可欠なものと、そうでないものとの差は明白だ。
芸術、スポーツ、これらも、いっぺんに、あとまわしされる。
次に段階が進むと、「交際費」「慶弔費」「文化・娯楽費」といったものが廃される。
当然、身も蓋もない、無味乾燥な生活を営む人の心は、しだいしだいに殺伐と してくる。
だが、いちばん、始末が悪いのは、ある程度の人員を雇用している中小クラスの企業だろう。
そもそも大企業クラスは一握りに過ぎず、じつに、100パーセント近くを占めているのは、日本の場合、中小企業なので。
しかも、大企業の下請けをメインに やっている中小は夥しく存在しているわけだから、そこがバタンバタン状態にならないためには、大企業自身が、自社の社員のことばかりでなく、これまで、いろいろ「泣いてもらった」ことも少なくは なかったであろうパートナーである中小との関係を如何にすべきか、ここぞ真面目に考えないわけにいかないはず。
企業にとっての「調整弁」「使い捨て」の非正規社員問題も そうだったし、
さんざん、政治方面に口を出し、つごうが良くなるよう融通を つけさせ、自分らをトコトン最優遇させるよう強要してきた経済界こそは、政治権力に頼ってばかりでなく、自分たち自身で考え、実行するべきだろう。
「甘えるな、国民!」
などと叱ってみせる資格は、財界にも政府にも、ない。
学校・教育現場にしても、企業活動にしても、これまで、あとまわし あとまわしを続け、ひたすら、目を つぶり続けてきた日本社会の問題のツケが、猛烈に噴き出している。
私なんかは、子どもが いないので、学校の「遠隔授業」というものを実行しかねる状態のままである現状を知り、少なからず意外に思い、驚いた。
これは自分自身でも、長年、どうにかならないのかとウンザリしてきたラッシュアワーの満員電車。
通勤も仕事も、むだに疲れるだけの非効率な現実。
疲れ果てても、サッパリ報われない勤め。
かれこれ数十年近くも前から、教育現場で、企業で、IT等々を活用し云々と、口先だけで言いつつ、結局、何も進んでいなかった。
「遠隔授業」だ「テレワーク」だの話どころか、
この国では、いまごろ、ハンコの話を している(呆)
一事が万事、このパターン。。。
そもそも、学校なんて存在は なかったので、日本も、どこの国も、教育の基本は、本来、家で適当に(その子のペースで)済ませてたもんなのだ。
私なんか、小学生時分から、
「学校とは、、、時間を区切って、『教室』と呼ぶ牢獄に繋がれる刑務所、みたい」
と思ってたw
いまでも、およそ、子どもというものの本能に反している存在だと思う。
指導者も生徒たちも、その親たちまでもが疲弊するというバカバカしさ。部活なんかは、まず廃止して、そしたら、誰が どんだけ困るの?くらいに、私は思ってるけどw
振り返って、よーく考えたら、学校へ絶対に行かなきゃならない、学校でないと絶対に不可能なほどのことって、大して多くないよ。
それと、
「ヴァカンス」や長い夏休みは、日本にこそ、必要だと思ってきた。
今度の「新型コロナ」は、太陽光(紫外線のことを言っているのかな?)が有効という記事を見かけたが、これは、あくまでも空気中や物体表面についてのことらしいので、やはり、それだけでは済まないようで、これで安心、とは いかないことに変わりは ない。
日本では、すでに指摘されていることの一つに、土足のまま屋内に出入りする習慣が、一般に ないのが、有利に はたらいているのでは ないかという。
また、
諸外国と比較して、水事情には昔から豊かに恵まれているという特長も ある。
ただ、日本の場合も、年々上昇していく気温に伴い、夏季の冷房がフル運転になることは当然となっており、
体内の奥深くまで潜り込んでしまうという特徴を持つらしい当該ウイルスを不活性化させたいばかりに、敢えて、真夏の日光に晒されようものなら、たちまちにして熱中症の恐れが来るのは確定的になっている。
多方面に わたって、こういった、
「あちら立てれば、こちらが立たず」
というパターンに悩まされるウイルスである。
いま最も悩ましい問題は、まさにジレンマ。
世界じゅうが「自粛or経済活動」の狭間に陥り、頭を抱えている状態。
『スウェーデン』だっけ、「ロックダウン」とかは せず、「集団免疫」を目標に、幾つかの基準を示し、あとは、国民個々の「おとなとして判断と行動」を要請したということらしいが、
『PCR検査』についてのスタンスも、いまいち判然としない姿勢の政府の性質のみならず、
「主体性」「個の確立に乏しい」傾向が指摘されがちな日本人は、従来、「上」のほうより降ってくる声には従順な傾向が あるだけに、
今が まさに、そういう状態であることを問題視されているように、「上」が緩んでチンタラしていると、それに合わせたように、
国民全体も また、ちんたらデレデレしてしまう。
もう一歩、二歩で、「ええじゃないか」状態にまで進むのかもしれないw
「コロナ」か「経済」か。というジレンマ。
それにしても、次の蔓延シーズンが やって来たなら、今回以上の困難に陥るという予想も出ている。
恐らく やって来るだろうという次の蔓延シーズンまでには、あらためて、厚く身構えておかなければ ならないわけで、既存薬が あるものと同列に語ることは無意味。
結局のところ、治療薬・療法が確立されているか否かによって、状況は大きく左右される。
ウイルスとの「共生」を唱えられるようになるのは、
やはり、治療薬が開発され、万人に用いることが可能になってからの話だ。そこまで辿り着くには、まだまだ、遠い。
「カネが ないのは、命が ないのと同じや!!」
と喝破した、どこかの おばあちゃんが いたそうだが(苦笑)
しかり、現代社会で、どんだけ「自粛!」と言ったところで、医療は当然、ライフ ラインに直結する方面の仕事に従事する人々は、通常以上にも勤務している。それからして、完璧なる「自粛」は あり得ないのだ。
各方面の活動を再開することになろうのは、どのみち、遠からずだろうが、それまでは、
いま一度、個々人の生活環境、健康状態ならびに過去の既往歴等々の再確認、そして それから、まずは「時短勤務」「ワーク シェアリング」といった方策も考えながら徐々に再開することが望ましいだろう。その場合でも、
余裕が あるときならではの楽しみを、余裕が ないときに優先することは あり得ないのだから、順序は つけなければ ならないだろう。
補償・保障や補填などのことについては、大企業みずから、社員を守る手段を主体的に考慮し、実行しなければ ならないし、
なおも身を置く場所を見失いかけ、生活状態が不安定な状態に置かれそうな人々は、国家の力をもって守らねば ならない。
夏季に、いったんは沈静化あるいは鎮静化可能であるならば、その間、政府や行政方面には、早急に、しっかりしたプラン・グランド デザインを練っておいてもらわなければ ならない。
そして、それをハッキリと示すことによって共有され、一般国民全体も、考えを整理し、おのおのの自覚を深めなければ ならない。
であるから、
見通しを示すことが できず、あっちへ行ってみたり、こっちへ引き返したりと、あさはかな日和見の如く迷い続けて、覚悟も見識も備わらぬままの、頼りない無能政府には、すみやかに退場さすべし。
少しでもマシな「暫定政府」のほうが、よっぽど良いかもしれないな。
2020.04.24 (Fri)
ほんの僅かずつだけど、さしあたり、見えてきた感は するね。
それでも、体内から追い出すのが困難で、そのために、ぶり返しが起き易いといった、判然としないことが多過ぎる現状だが。
とにかく、最終的に、治療法が確立されないことにはな。。。
今度は、いかにも女優さんという気取りが全くないような、快活そのものな美人であった岡江久美子さんが急に亡くなったというニュースの見出しを見て、
あ、これは、他に病気してたのかなと思ったら、やっぱり、初期の乳がん治療で放射線投与を受けたところだったという。
タイミングが悪過ぎたなあ。
ご本人にしてみれば、初期のうちにサッサと、と考えてこその決断だったろうに。
こういう経緯が ある人の場合は、通常の場合とは分け、「ようすを見て」はマズイんじゃなかったかと思うのだけど、しかたないことなんだろうか。
むかし、実家にいた頃は、うちも『連想ゲーム』という番組を毎週、欠かさずに見ていて、両親も、共演したのが「なれそめ」になったという岡江さん大和田さん二人が結婚することになったのを知ったときは、微笑ましく、話題にしていたことを憶えている。
新婚時代の岡江さんは、「獏ちゃん」が お仕事に出かけるとき、「マイホーム(資金)!マイホーム!」と言いながら送り出してますと、ユーモラスに話していたことも憶えている。
せめても、ご家族がシッカリなさっていることが救いだが、
なにしろ、付き添って最後を看取ってあげることも できず、お骨になってからでないと会えないとは、他人が聞いても、断腸の思いを致すことだ。
先日の当ブログ エントリーでは、軽症などの人たちまでも次々に入院させていたら、病院がパンクするのは当然、理解できることでは あるが、かと言って、各自、自宅待機も問題が大きいのは明らかなのだから、もっと早くから、別の隔離スペース確保にとりかかるべきだったなと指摘したけれど、
政府、東京都とも、第一には『オリンピック』が絡んで、余計に後手後手にまわったという疑いも大きいなか、
やっと、ホテルなどに隔離スペースを設け始めたところ、
ここへ来て、軽症だったはずの人が急死するケースが相次いできた。
もちろん、隔離される当人にしたら、ホテルの部屋のほうが、より快適だろうとは思うけど、
急死する人が多くなってくるようだと、ホテル側としても、いずれは宿泊客も、正直、困惑すると思う。
アメリカでは、スポーツ センターみたいな所の広いスペースも活用してるそうだが、そのほうが無難かもしれない。
ところで、『アビガン』という医薬品が、初期投与の場合に有効であるらしいという。あくまで初期のうちに限られるのなら、これまで、『PCR検査』を絞りに絞ってきた、国全体としての方針は、やはり、大いに疑問だ。
「新型コロナ ウイルス」の特徴的に、容体悪化スピードが猛烈に速いらしいという所見は早くから出ていたのだから、やはり、本来なら、すべての人を検査するべきであるほどのところだったし、
今からでも、一人でも多く、できるだけ初期のうちに突き止めるしかないだろう。
しかも、検査結果が、ただちに正確に出るとは限らず、二転三転すら繰り返している。
いずれ、「重篤化した人を重点的に対処するためだ」などと言ってられる場合では ないように思える。
アメリカからの最新報告では、呼吸器装着するまでに至った患者の死亡率が非常に高く出たそうな。
初期のうちに突き止めていれば、酸素吸入や呼吸器装着も不要で済むのだし、
だいいち、「アビガン」にも間に合わないのでは、いまのとこ、打つ手が ない。
病院数が足りないなんて問題が、わが国で指摘される日が来ようとはね。
私は以前から、『維新』系は、これも信用できないと考えてることを明言してあるが、
ここ大阪でも、「病院統合改革」か何だかをブチアゲていて、
引退したはずなのに、やたら露出してきて、なんだかんだ無責任なことを垂れ流してる、不勉強な橋下さんが、自分の就任時代に、例の
「二重行政ガー!!」
と煩く叫びまくり、
結果、
トンデモ「改革」によって大失敗していたことをシレッと ぶっちゃけ、アベシと よく似て、謝罪するでもなく、
あとはヨロシク~!てな、毎度のチョーシこいてるというので、医療現場関係者や住民たちは勿論のこと、多くの人たちから怒りの指摘が相次いでいるというのに、
近頃ますます、『ヤフー』にズラズラ並んでいるマスコミ各社の、橋下さん持ち上げぶりは、なんということだろうか。
ほんとに、程度の低い、バカな国だ。
国際的にも、どんどん取り残されていきそう。。。
橋下さんだけじゃない、いわゆるビジウヨ系スタンスで名を売った(基本的に、安倍シンパである)面々を、これでもか これでもか!と並べたてて、いったい、なにが やりたいんだか。
見出しと共にデカデカと顔面付きで、なおさら見苦しい。。。
なかでも、あのスキンヘッドへぼ作家。見るからにヤーさんみたいな人相の、目つきの おかしいのとか。ああいうヤカラの顔写真付きは、やめれ。ほとんど公害だわ。
晩節汚しまくって悦んでるみたいな、マゾヒストか?としか思えん整形医とか、わけワカランのとか。
でもさ、たとえば、アベシなんかもそうだけど、パッと見は、人が良さげに見えるタイプも少なくないからな、ほんとに、油断できないね。
昔から、「人は見かけに」よらないとか よるとか言うけれど、
どっちも当たってるよ。
ただ、私なりに、ある程度は分かるけどね。一見は良さげに見えていて、意外なところで察知できることも多いよ。
それと、
若い頃は、そんなふうに見えなかったのが、トシいくと共に、だんだんと下から押しあげてくるものが あるのよ。
今度の「新型コロナ ウイルス」は、いろんな側面を炙り出し、われわれが見逃していたことを、容赦なく照らし出してみせた。
そのなかで、世界じゅうの意識を変えたであろうことの、真っ先に挙げられる一つは、なんとも ささやかなる現象では あるが、やっぱり、マスクのこと。
これまで、多くの日本人にとって、それほど抵抗感が少なかったものの、それでも一部には、ヘンに穿った見かたを したがる人や、それへ同調して「マスクを したがる人の心理とは~」などと、殊更いやらしく掘り下げたがる記事やらが よく見受けられたものだが、
たとえば、サングラスを したがる人の心理、なんていうのは、むかしから あったけれども、そりゃ、夜でもサングラスなんてのは、さすがにギョッとするしw暑がりの私自身、暑い時季にマスクする気には到底、なれないので、「新型コロナ」収束如何によっては、これからの夏マスクのことが気がかりだけれども、
まあ、マスクについてだけは、今後、ミョウに いやらしく批判的に見られることもなくなって、堂々と「顔パンツ」(w)できるというもんだね(苦笑)
やっぱり、人間は邪魔になってるみたいだな(哀)
しかし、絵のように美しい。。。
「ソーシャル ディスタンス?知らんわ、そんなん。スイスイ」
『タイ南部の海にジュゴンの群れ、コロナ禍 野生生物には恩恵』
AFPBB News 2020/04/23 15:51
© AFP PHOTO / THAILAND'S NATIONAL MARINE PARK OPERATION CENTER, TRANG タイ南部トラン県リボン島沖で泳ぐジュゴン。タイ国立海洋公園管理センターが公開した動画から(2020年4月22日撮影、同日提供)。