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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2013.12.29 (Sun)

 

雨と小鳥                                                                 2013/10/21 01:59


                

秋の朝
雨の しずくがポチャンと落ちて
首を すくめた可愛い小鳥
濡れた つむりをプルプルと

  今朝のまんまは どこにあろう
 
今夜の寝床は どこにしよう

   
小首かしげた つぶらな瞳

              

    雨降れば雨粒うたせ
   
風吹けば風に吹かせ
   
夜来れば
   
星のあかりに抱かれて眠る

     
かわいや小鳥

 

      天と地と清らなあわいが
       
その小さなつむりと羽のため約束されてあることを

 

 

きのうは、早朝も盛んな雨降り、
10時過ぎになってから、しぶしぶと、傘を差して、おもてに出た。  

階段を降りて行き、1階の庇の下沿いに歩いているときも、たたむのがメンドウで、傘は差したまま、どたどた歩いてたら突然、1羽の小鳥が飛び出して来て、そばのフェンスの上に留まった。


私の頭より
ほんの少し上の高さだが、ほんとに、すぐ そばに留まったので、雨粒が、ちょうど小鳥の頭のてっぺんに落ちてきて、その柔らかそうな羽毛を濡らし、小さな滴が散って、小鳥は、ぷるるっと身震いしたのが、目の当たりに見えた。

 

はっきりした白黒ツートン カラーの この鳥、なぜか、私には、母が亡くなったあと、よく見かけるようになった気がするのだが、それ以前は、このあたりで、あまり見かけなかったようにも思え、なんとなく、気になっていた。

春先に見ることも多かったので、てっきり、その時期の渡り鳥なのかと思っていたら、もう すっかり寒くなってきたというのに、まだ、ここにいるの?と少々驚き、ふと、調べる気になった。


帰宅後に、画像で見当を
つけ、あちこち検索してみたら、どうやら、「鶺鴒」の一種であるようだ。

やはり、冬季には暖地へ移動するらしい。ということは、ここいらは、暖地なわけか?よく思い出してみれば、冬場に時々見かけていた。

べつに珍しい鳥でもないらしく、人家周辺でも、よく見かけるとのこと。

 

どうかすると、以前、自転車を走らせていたときのように、こっちに向かって近寄って来るので、ちょっとビックリしたこともある。好奇心が強いのか。

人家の周辺で棲息する雀などは、意外と警戒心が強く、人に懐きにくいとは聞いていたが、くだんの鳥は、比較的、懐きやすいのではなかろうか。


実は、鳥もカゼひいたりせんのかの?と思って、これも検索してみたけど、いまいち、わからん。。。
発熱とかもするんじゃろか??
小鳥のクシャミも かわええような。。。クチュンク♪チュン♪とかいうのかな?見てみたいような(笑)  


ゲームセンターに迷い込んだセキレイ

 

 

「そんなに急いで、どこ行くの?」って感じの小走りでもあるが(笑)

長めの尾っぽを頻りに上下させ、トコトコ歩くようすが愛らしい。

 

鳩など見ていても、何故あのくらい、首を前方に突き出し、その反動のようにしながら歩くのかと思っていたが、この動画を見ていて、やはり、鳥類全般に宿命的特徴なのだろうか?と思った。

【よく分かるスローモーション】

 


こういう科学読みもの、子どもの頃から大好きだったな。
【参考】
ハトはなぜ首を振って歩く?

http://www.asahi.com/shimbun/nie/tamate/kiji/20101104.html

 

【おまけ】
あんたは、米搗きバッタか?
ハクセキレイのプロポーズ

 

カテゴリ:その他 > 日記

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Updated   
2013.12.25 (Wed)

落ち葉食む兎よ

土を食む蟹よ
 

なにも食べないグソクムシよ。。。

 

 

甲殻類と言うのだろうか、蝦とか蟹の類や虫の類は、私にとって、写真を見るだけでも苦手なうちなのだけれど、

先日、とある蟹の写真には、しばし、見入ってしまった。

土を食べて生きているのだという。


 
   
Rafael Sanzio1483-1520)~Madonna Sistina~(1512

Updated   
2013.12.21 (Sat)

勉強家。                           2010/07/12 06:08

例の、「ドブスを守る会」。

その、写真を撮られた一般女性が、学生側の真意を知らされても、明るく、「ぜひ、守ってくださいねえ」などと言って、Vサインなどしていたら、どんなものだったんだろうか、と、ふと思ったりした。

明るく、って言ったって、いろいろあるんだけども。。。


かりに、美人に間違いない相手に対してであっても、言ってよいことには決してならないと思うが、実際、相手がブスだろうが美人だろうが、単語そのものよりも、そうした発言を向ける側の心根のほうが気になる。

 

その心根を、おもしろい、と言って、
ここが肝心なんだが→少し離れたナナメ横合いから楽しむ知識人や、勉強家がいるわけ。

(私、そういう人たち、存じてます)

 

もし、動画サイトに投稿発表するまでには至らなかったなら、こうした出来事も、社会の表に出ることはなかったのだろう。

 

当ブログでの私の初投稿の記事内容とも関連することだが。 


streber―――
 このドイツ語でもっとも適切に表される種類の成功主義者こそ、俗物中の俗物である。

 他の種類の俗物は時として気まぐれに俗物であることをやめる。

 しかるにこの努力家型の成功主義者は、決して軌道を外すことがないゆえに、それだけ俗物として完全である。」(三木 清)


こういうのこそ、笑える。
実に辛辣にして的を突いているじゃないかと思う。

 

私なんかは、「時として気まぐれに俗物であることをやめる」程度の気楽な俗物だけれど。

近頃は、たとえば、東洋哲学なるものを高評価する反面で西洋哲学というものを、殊更、軽侮の眼をもってして語る人たちを見かけることも増えたが、尚且つ、それでも、西洋哲学に対して、底の深い劣等感とミーハー精神を持っていてのようだから、それこそ完璧な俗物だろうと思う。

 

「決して軌道を外すことがない努力家型の成功主義者、完全な俗物。」

いわゆる「優等生ちゃん」ですね。それを、やめられない、どうしても。

このテの人たちと話していると、なんとなく感じる退屈感と、ある種の痛々しさと「被害意識」。

それに、腹の底の鬱屈と怒り。

ご本人たち自身、あまり自覚はないのかも。

 

よく見受ける共通した発言は、

「知識が大事」

「本を読みましょう」

「勉強しましょう」

「勤勉であることは人間を知らず識らず屈従的ならしめる。」(三木清)

私が勤勉でないことの言い訳にしちゃならないとは思うけれど;(苦笑)


首都大学の、あの学生と、その指導教官たちも、根は(くそ)マジメで、さぞかし「勉強家」なんだろうなあ。

 

首都大学東京:准教授を諭旨解雇処分

http://mainichi.jp/select/today/news/20100707k0000m040043000c.html

 

追記:
考えてみれば「親業」「センセイ業」なんて、子が、俗世間で上手くやっていけるように育て上げるのが仕事の中心みたいなものなんだし、
ほとんどの親やセンセイは、むしろ、「勉強家」という名の俗物成功主義者に育ってくれるほうが、よっぽど安心できるくらいだろう。

 

カテゴリ:話題! > 教育 フォルダ:カルト・サイト関連 

 

Updated   
2013.12.19 (Thu)

 

くび大をクビ                     2010/07/07 05:30

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/405244/

 
首都大学東京:准教授を諭旨解雇処分

http://mainichi.jp/select/today/news/20100707k0000m040043000c.html


キョージュの指導と言うよりも。。。

いまどき流行りだからなんだろうか、

いわゆる「おばかタレント」というのか、或いは毒舌系お笑い芸人の影響などのほうが、よっぽど、ごリッパな教授連にまで、悪しき形で及ぼしている影響力の顕れなのじゃなかろうか。

動画に出ている学生の顔を見て、「お笑いタレント気取り」そのものなんだなという印象を受けた。

 

「嫉妬心をなくすために、自信を持てと言われる。
 だが自信はいかにして生ずるのであるか。
 自分で物を作ることによって。嫉妬からは何物も得られない。
 人間は物を作ることによって自己を作り、かくて個性になる。
 個性的な人間ほど嫉妬的でない。
 個性を離れて幸福が存在しないことはこの事実からも理解される
 であろう。」(三木 清)


自分で物を作ることによって。しかし。嫉妬からは何物も得られない。のですねえ。。。


こういうものをして「アート」などなどと自称する底にあるのが、はたして何ものであるかを直視するべき。

それができなくてどうするか、と言いたい。


こういう問題って、よくよく気をつければ、他にも根深く巣食っているはずと思う。

カテゴリ:話題  > 教育 フォルダ:カルト・サイト関連