2020.12.28 (Mon)
『「嘘つき安倍」の印象は、もう覆せない。』の続き。
で、
常に、誰かしらのせいにして、後始末を負わせつつも、「責任ツーカン」と、毎度、壊れたレコードよろしく、口先で述べ続けるアベシの最後の砦となった、
~『ニューオータニ』が拒否しているから~
という理由だが。
そんなもの、どうとでも できるはずよ?
『ニューオータニ』は、アベシの共犯として心中する覚悟なのか?
たとえば、議員間のみの公開という方法も あろうし、
何よりも、まずは、このスキャンダルが発覚した当初から、
「ホテルの明細書なり領収書なりが あれば、あなたの潔白は証明されるはず」
という指摘を頑として退け続けるだけで、
フシギなことに、事実・真相を本気で確かめようともせずに、「ない・ない・ない」と繰り返し、
「私は総理大臣ですよ?私の言うことを信じられないのなら、成り立たない」
などと、支離滅裂な言い訳モドキを繰り返し続けた。
よっぽど、マズいんだろうなあ。。。
あのね、
首相だ総理大臣だと言えども、公明正大、無謬性なんぞ期待できるもので ないんだと、安倍さん、あーた自身が見事に証明してくれましたがな。
ほんとうに知らなかったのなら、仮にも首相である自分の進退に関わる一大事なのだから、自分自身で直に確かめてみようとするはずなんだ。
「反社」や「暴力団」に容易く騙され、右から左へ即、当人の能力や地頭に そぐわぬほどの高額な預貯金をホイホイ渡してしまう、ボケてんのか?と言いたくなるくらい迂闊な老人じゃあるまいに。
これ言うだろうなと、私は予想してたとおり、
いかに「秘書を信用していた」と言いわけしてもね、
半信半疑ながらも確かめようとするはずですよ?
国家権力の最高の地位に就いている自分の潔白証明が かかってるんだから。
そうしてみて、よりによって、自分の右腕たる秘書とか責任者が、ボスである自分に無断で勝手な横流しを やってたうえに、真っ赤な虚偽を説明して、国会で答弁させていたんだと知ったら、
誰しも指摘するとおりで、
なぜ、怒らない?
それどころか、新しい言い訳のネタに、氏名すら明らかにできない秘書という存在を持ち出してきて、地元の選挙区のほうの秘書との疎通が云々と言い始めたという。
そりゃ、いくらなんでも酷過ぎるんでしょね?
「配川」さんとかいう人に全てを おっかぶせるのは。
あーたが言い始めた「東京の責任者」って、誰よ?
実在してるんか??(嗤)
で、なぜ、怒らないの?
あーたのような、可愛い自分に不利な思いを少しでも味わわせた、恥を かかされたとなったら即、「裏切者」と見做して、一般国民に対しても執念深く恨み続ける性格の あーたがよ??(嗤(嗤)
ま、配川さんとやらの今後の処遇を、アベシが どうするのか注目だね。
自分に つごう良く動いてくれた者には、ご褒美を与えるのが常だ、ということは分かってるんだからw
安倍さんよ、
高級イメージを すっかり損なった感のある『ニューオータニ』に ついては、内部のエライさんが、あーたの最側近だった今井さんだかと親戚筋とかいう特別な繋がりが あるからなのかもしれないが、
われわれ一般の国民には、密室での交渉を知ることが不可能でも、
少なくとも、あーたや自民党との接触において、そのときに、何を言われ、何を要求されたか、
あーたや自民党の支持者であろうと あるまいと、
ホテル側の人間は知っているわけだ。
まさに、
「天知る、地知る、われ知る、人知る」
なんですよ。
同じ嘘つきでも、トランプさんなんかは、
「ああ、嘘だよ?それが どうした」
ってな感じすら漂う、扇動まる出し、ひらきなおった大嘘っぷりだけど、
アベシのはね、、、
ある意味、トランプさん以上のタチの悪さだとも思う。
どこまでも自己保身のために、ちまちま細か過ぎるくらいのツジツマ合わせに腐心していて、また それが、われわれ一般国民の眼にさえも透けて見えてくる雑さと、おそろしく幼稚な面が同時並行で滲み出てるだけに、しまいに、こっちまでが、なんとも侘びしく、なさけない思いを する。
その嘘や小細工は、しょせん、どこまで行っても、国家や国民のために敢えて、という類のものでは微塵もないのだから。
まさに、幼児が、他の子の お菓子をコッソリ食べちゃって、そのカケラや粉が、口の周りにビッシリでも、ボク食べてないと単純に言い張るというよりは、
「ボクの分の お菓子だって、誰それちゃんに言われたから食べたんだ。ボクは騙されたんだよ」
などと、いかにも姑息な言い訳するクソガキって感じなんだ(苦笑)
それにしても、
アベシには、何か致命的に欠落しているという感が いよいよ深まっている。
もちろん、本人には自覚が乏しいだろうし、
麻生さんと同じくで、ある種の「発達障害」が見受けられるという専門筋の指摘は、私も早くから見かけていたと、過去エントリーでも触れてあるが、
そりゃあ、良識とか自省だの反省だの、無理なんだろう。
それを可能にする何かが欠落してるんだから。
欠落した部分を、動物めいた盲目的自己愛が埋めきってる、って感じ。
おまけに、
アベシの場合、皮肉にも、金持ち家庭で育って、母親からしてが、「いいの、あれは しょうがないから」と甘々に見逃され、お手伝いさんに育てられたというのだから、そりゃあ、本気で厳しく叱る人も いなかったんでしょう。
これが庶民育ちの一般人なら、自分の何かしら欠落なり障害が あれば、自然と、周囲と比べたり、つきまとう軋轢によって、成長するに したがい、自分自身を訝しく思ったり、悩んだりする。それだけの知性が あるものならば。
アベシは、そうやって磨かれることもないまま、ただ ただ、成り上がりの家の「七光り」で、こともあろうに、首相にまで就いてしまった。。。
私は以前から言ってるけど、
アベシこそは、自民党ならではから生まれるべくして生まれたんだと。
自民党だけは、決して、支持しなかった私は、学校時分から予測してました。
自民党が築きあげた日本政界の汚い面を凝縮した、自民党ならではの究極の見本が誕生するだろう、いずれ、そうなる時代が来るだろうと。
これが まあ、「美しい国」か。
これが まあ、「最長総理」か、わが国の。
異常としか言いようが ないな。
彼も、その政党も、
この国の人々もだ。
2020.12.28 (Mon)
こうなったら、あとは、
「嘘つきでも いい、自分たちに、自分に、甘い汁を吸わせてもらえるのなら、嘘つきだろうが犯罪者だろうが、これからも支持するぞ」
と、ひらきなおるか どうかなのよね、まずは、アベシの選挙区の支持者らが。
一地方の行政なら、その地域を最優先でも許されるだろうが、
国政のトップとなると、矮小な視点では通らない。
一部の地域や、一部の者だけのためのトップは許されない。
むかし、私が高校生か二十歳代の頃だったか、いつに変わらぬ『自民党』の不祥事がニュースになったとき、それを話題にしたら、うちの母親が、
「昔から、薩長と言ってな、特に山口県は」
と、含み笑いで言ってたことを思い出した。
その当時は、私も若年らしく、歴史にも政治にも知識不足で、「薩長」や「山口県」だからって、それが どうして?としか思わなかったんだけど。
『自民党』の補完勢力を自任する『維新』も根本的にダメなのは、とっくに分かってるけどさ、
『立憲民主党』を筆頭として野党側も、こういう「ザル法」のザルに あいたままの大穴を塞ぐ努力を、もっと本気で しなさいよ?
こういう分かりやすいことこそは、自民党やアベシの支持者ですら、敢えての反対までは しなかろうのが殆どでしょ?
見逃していたザル法の穴のせいで、国会審議がムダに紛糾して、って、あまりにもバカバカしいじゃないか。
まあ、しかし、
やっとかめ、いまごろになって「ヤフゴミ捨て場」の「ヤフゴミん」らの手のひら返しも、アカラサマなんてもんじゃないな(嗤)
人心は移ろい易し、だなあ。
こういう記事にはコメントせずに、おやおや?ひきこもってるんか??と思えるほどダンマリを決め込む常連どもこそは、アベシや自民党の真のシンパなのか、あるいは「ネトサポ」請負い業者なのかw
ヘタにコメントすると、四方八方から叩かれるほどの、なんとも分が悪い記事内容だからという理由以上に、その記事が、アクセス上位にランク入りするのを防ぐためなんだってねw
アベシだったかケケ中だったか、「トリクルダウンと言ったことは ない」って発言を思い出したw
『安倍前首相、国会で「明細書がないとは1回も言っていない」と答弁し騒然、実際は?』12/25(金) 18:10配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/695af04884375ad5cd55345bdd6f49439aec4b77
『立憲民主党』の議員たちや『共産党』の田村智子氏の質疑を、『ユーチューブ』動画で見たときに、見るも鬱陶しいアベシの応答も目に入ったけど、相変わらずだったね。
軽薄そのものな調子の声で、異様な早口でベラベラまくしたてる。
その内容はカラッポ。
何もかも相変わらずだ。
議員離職は しない。
次も立候補する。
そうして「信を問う」ってね。
呆れるほど ずうずうしい。。。
まあ、知ってたけどw
あーたの支持者ですら、あーたを、公明正大、良識と良心ある、首相や政治家として ふさわしい人物というふうには思ってないでしょうよ(嗤(嗤)
そういうことで支持してるんじゃないことは、あーたも分かってるんだ(嗤)
少なくとも、あーたの選挙区の支持者を除いた、その他の一般国民には、ほぼ100パーセント、あーたに対する「信」なんか ないよ。
で、アベシの言う「初心に立ち返って、研鑽を重ね」云々というのは、ま、要するに、
よりいっそう、甘い汁のバラマキに励むことを約束いたします(但、ワタシを支持してくれる有権者オンリーで。支持してくれない有権者には、苛め攻撃を続けます)、
ということだろうね。
それこそが、自民党ならびにアベシ支持者らの飽くなき支持の目的なんだからさ。
それで、思惑どおりに当選して、
「禊は済みました。私は潔白と認められ、信を得たんです」
いけしゃしゃあと宣言するつもり。
これが、昔から、自民党の典型パターン。
分かりきっとる。
それに、
検察が、ワタシには問題ないと認めてくれたんだから、てなことを主張しているけど、
安倍さん、あーたは、あくまでも「嫌疑不十分」ということでしかないのよ?わからんの?
ずばり、「シロ」とは認められない、ってことでしかないの。
やっぱりさ、「一票の重み」を田舎者に偏らせたままでは いけないな、とも思うようになった。
さて、アベシが、もはや最後の砦とばかりに頑として主張している、
「営業の秘密に関わるから、公開は厭」と、ホテル側が言ってるので~、という理由だが、
ホテル側は、本当に、そんなこと言ってるのかなあ?
あるいは、圧力かけられて、言わされてるのかもしれないな、
と思うのは、
やはり、『ANA』ホテルだっけ?明細や領収書の発行に関し、『立憲民主党』など野党側の問い合わせに対して、いとも明瞭な断言が返ってきたということが報じられるや否や、
『自民党』が、ただちに呼びつけて、何やら恫喝めいたことを やったんじゃないか?
と疑われるのも無理は ないくらい、たちまち、黙り込んでしまったんだよね、ホテル側は。
「人の口には戸が立てられない」と、昔から言われる。
そこで、
「不審な死」が発見されたとかって、自民党の定番エピソードに つきまとう話。
昔から、「暴力団」とズブズブ、
「政界マフィア」さながらの自民党には、何が見つかっても、徹底追及の手を伸ばさない警察、検察。
政治の判断、と言って逃げる裁判所。
検察が容赦せずに追い詰めるのは、飽くまでも自民党を軸にした、ときの権力争い如何によるのだという。
たとえば、「田中角栄 逮捕」の場合も、あれは、「検察の正義」なんか、本当は関係ないんだそうな。
だからね、あんまり褒められた話じゃないみたいよw
本当にダメなアベシを甘やかして甘やかして、支持し続けてきた各方面の利益共有団体、『日本会議』などのシンパと一緒に、軽いミコシよろしく担ぎ上げまくった自民党という政党本体が、そもそも何よりもダメダメなんだ。とっくに腐り果てて、終わってるんだよ。
こんな、まさしく、老いた「悪党」と一緒に沈没する気なのか?日本は。
アベシは嘘つきで、およそ良心や良識というものをカケラも備えておらない、呆れるほど、視野の狭い性格の持ち主だということは、私を含めた一部の人々からは早々に見抜かれていたし、
それでなくとも、
報道アンケートなどでは常に、ほとんどの国民や大衆から、
「人がらが信用できない」
という、眼を覆いたくなるような指摘が圧倒的に多かったとハッキリ示されてきていて、
そうでありながら、
なぜか、「政権支持率」だけは奇妙に高止まりだとも同時に報じられるという、じつに不可解な現象が、この国では長らく続いた。
私なんかは、この一事を見ても、もはや、大手新聞やメディアを信用できない、いわゆる「ゲタを履かせている」ものと見做してきたから、今でも、「支持率」云々している記事には一切、目を通さない。
読むだけ時間のムダと切り捨てている。
「人がらが信用できないのに、高い支持率のまま」なんて、あたま痛くなってくるからねw
精神衛生に甚だ悪い。
しかし、新聞もメディアも、特に大手ほど、堕落がハッキリと目につくようになった。。。
大手は特に、従来から「エリート」意識みたいなものを持ってたんだろうけど、いまどきの記者は、サラリーマン根性ますます深し。
ヘンな目立ちたがりのスタンド プレーも お呼びでないけどさ。
真っ当に取材して、ズバリと切り込んで、ひるまず食い下がって、「木鐸」の矜持を見せろよ。
『産経』『フジ』みたいに、えげつない「ビジウヨ」路線で辛うじて生き残りを図るとか、
「ネタ」の山であるネットの大きな声に おもねって右往左往するとかさ。
追随するメディアは勿論、利用する「政治屋」どもには、つくづくウンザリだ。
さすがに、いまとなっては、支持者すらも含めた全国民、一般大衆に、
「安倍は嘘つきで、良心や良識を備えていない」
という判断が行き渡っていることだろう。あまりに遅過ぎたけど。
それでも、
なおかつ、アベシならびに自民党を支持し続ける者らは、どこまで行っても私利私欲、自分や自分らにとって、つごうが いいからという、あさはかな理由で支持しているのに過ぎないだろう。どうしようもない連中だな。
また、それが分かっているから、アベシ自身も、
「持ちつ持たれつのシガラミがんじがらめ」
「オトモダチ=人垣・自分の盾の御用聞き」
に徹する、という「渾身の努力」を続けてきたわけだ。
【続く】
2020.12.23 (Wed)
今月14~15日にかけて、「新型コロナ」に感染していることが判明した60歳代の男性が、即、入院するつもりで、そのために必要な荷物も携えて診察に赴いたのに、なぜか、翌日からの入院という指示になり、
かねて、他の持病も あるから(ハイ リスク群)と訴えてはみたものの、いったん帰宅せざるを得ず、結局、その晩のうちに急死していたらしいということが報じられていた。
これと よく似た事例が、以前にも起きたし、
「第3波」まっただなかにして、ますます状況が悪化している最近の「新型コロナ」患者における状況では、これから、多かれ少なかれ、先述のような事態が増えてくるのでは なかろうかという危惧も感じる。
くだんの患者男性が、せっかく段取りしてから来院したにも かかわらず、一旦帰宅を促されたことの理由は、まだ詳細までは分からないようだが、診察を担当した医師の判断によるものだったということなのだが。
やはり、いよいよ迫ってきた「医療崩壊」も視野に入るほどの切迫のためなのだろうと言われている。
それで、御遺族が、実際の経緯や事情を知りたいということで、医療側へ申し立てされているというので、「ヤフゴミ捨て場」の「ヤフゴミん」などの あいだでは早速、「医師や病院を責めるな」という声が大きくなっているようだ。
ヤフゴミんは、「責めるな」という主張が殊のほか大好きらしい。ただし、従来、彼らが、「責めては いけないぞ」と擁護する対象の殆どは、与党『自民党』や、その政権である(嗤)
それ以外では、やはり、本来は権力なり権威側に位置する対象が、何らかの経緯によって、立場が悪くなったり、責任を追及されそうになったと見たとたん、お得意の、「責めるな」というセリフが、たちまち湧いてくるw
まあ、もっとも、昨今は、少なくとも「新型コロナ」で大変な思いを余儀なくされている医療側の場合、たしかに、責めるのは酷だと諌められても、無理は なかろうほど疲弊しているはずなのだが。
ただ、
私が気になったのは、
今回、急死された男性を診察した医師が、翌日からの入院を指示して、とりあえず帰宅をと促しておいたのは、
くだんの患者の ようすを見て、いちおう自分で歩けているということが、こう判断した大きな理由になったらしい。
私は、ちょっと待ってほしいと思ったのである。
緊急に入院しなければ ならないことが、20歳代のときの私にも起きて、
そのとき、親らは、私の異変の訴えに対し、まずは、母親が普段かかりつけだった近所の医院から、特別に往診してもらった。それで、そのあとは、すっかりタカを括ってしまったようだった。
まあ、他のことでも、私に関しては、大概こんな調子だったのだが、
往診してもらい、何やら注射も してもらったのに、どうしたわけか、そこから、時間が経つにつれ、まさに「断末魔」の苦痛へと陥っていった。
私が呻こうが のたうちまわろうが、親は、なかなか、真面目に取り合ってくれなかった。
母親などは、激しい嘔吐で、夕食どころでない私に向かって、せっかく作ったんだから、味噌汁だけでも飲んでおきなさい!と、険しい声で命じるので、しかたなく、必死に飲もうとしたものの、案の定、たった ひとくちを口に含むや否や、激しい嘔吐が再来し、そこから また、長い時間を、苦しみ続けることになった。
うちの母親は、私が中学生時分に、親父の不注意で、10針近くも縫わなければならない大ケガを負ったときでも、不機嫌さを剥き出しにしたように、とにかく、私のケガや病気、そして障碍についても、およそ親の態度とは思えぬほど冷たい表情で、鬱陶しそうな言動を剥き出しにして憚らなかった。
そのくせ、いざ、他人や医者の前に出ると、とたんに、さも、子を心配している情愛深い母親という態度にコロッと切り替える人だった。
いま振り返ると、つくづく、ひどいなあと思うのだけれど。
いまの私よりも、もっともっと、おっとりノンビリしていた子どもの時分は、母親が不機嫌になると、たちまち、私は罪悪感に とらわれてしまい、
成人後も、20歳代のうちは、母親自身が生来の病弱で、危険な持病の多い人なのだから、その不可解なほどの冷淡さに対しても、娘である私の状態を心配させること自体、母親にとってのストレスや疲労に繋がってしまうからだろうと思っていて、深刻に考えたり、疑問を持ったりは しなかった。
で、
あの急病のときも、のたうちまわらずに おれないほどの苦痛のなか、
だんだんと、身動きできるエネルギーさえ失っていき、しまいには、ベッドの横の壁に爪を立てて掻き毟るようにしながら一晩じゅう、すすり泣き、呻き続けていた。
途中、救急を頼んでと懇願しても、ぴしゃりと拒絶され、叱りつけられて、泣きながら、また もがき続けた。
ふだんは、親らが就寝中に、私がウッカリ物音を立てようものなら、特に耳ざとい母親が、たちまち目を覚まし、起きてきて怒ることも多かったのだが、
その夜は、なぜか、私の泣き声や、苦悶のあまりに たて続ける物音にも反応せず、し~んと静まり返っていた。
やがて、
必死に起き上がり、トイレに入った私は、自分の陰になって薄暗いのだが、どうやら、大量の血が滴っているらしいことを、かすんだ眼で確認した。
その後、夜中じゅう続く私の泣き声、呻き声に たまりかねたか、部屋を覗きに来た母親に、どうも下血しているみたいだと、息も絶え絶えに告げると、そこで初めて、やっと、救急を呼んでくれた。
で、
到着した救急隊の人が、てっきり、倒れ伏しているであろうと予測していた患者を、担架に乗せ、家から運び出して、と構えたところが、私が自室からフラフラと出て来たので、
「おお!歩けるな」
と、意外さを滲ませた一声を発された。
いや、たしかに、そろりそろり歩きましたけど。
でも、それだけ、容体に余裕が残されていたのかというと、けっして、そうでは ない。
べつのときにも、
引っ越したばかりの叔母の家で、夜中に、思わぬ急病となった。
夜が明けてから、叔母が急いで、外に出て、往診してくれる医者は いないかと、通りかかった御近所の人に尋ねまわり、幸いに、来てくださった医師も、私の顔を見るなり、予想していたより安定しているなと思われたようなのだが、
さっきまでの私の苦悶を見ていた叔母が、横から、
「先生が来てくださったんで、ホッとしたんでしょう、いっぺんで落ち着いたみたいです」
と口添えしていた。
このように、
「断末魔」と言って過言でないほどの苦痛だったからこそ、その さなかに遭遇した医師や救急隊は、まさに「地獄に仏」なのである。
そろりと歩けるのも、ウンウン唸るのをピタッと止めて、幾分か落ち着きを取り戻せるのも、
全くのところ、瞬間的な安堵の気分、純粋な気力だけによるものなのだ。
何が言いたいかと言うと、
結論は、
「いちおう歩けることだけを見て、この患者は、とりあえず、だいじょうぶだろうと思ってしまうのは危険だ」
ということです。
先述した救急車で運び込まれたときは、早朝というよりも、まだ明け方だったが、受け入れてくれた病院には、たまたま、院長先生が当直しておられて、すぐに直接の診察、そして、太い注射を何本も打つなど緊急手当を施してくださったのだが、
その間、うちの母親が、その院長先生に叱られていたのを、ぼんやりと憶えている。
「もっと早く連れて来ないと!もう少しで死んでしまうところだった!!」
と。
まあ、あの苦悶の長い夜のあとだった おかげで、ふとももの つけ根に、いきなりズブッと打ち込まれた、ぶっとい注射の痛みも、たいして感じなかったわ。。。
母親のほうは、院長先生に叱られたことを逆恨みしていたようだがな(苦笑)
後日になってから、この話を、親父が、訪ねてきた知人に話している傍らで、母親は、あからさまにムクレていたw
だいたい、病院へ行くときって、普段どおりの身じたくすら、しんどいよね。
気分が悪いのを無理して起き上がり、身じたくしようと したものの、あまりの しんどさに、また寝床へ逆戻り、とか。
何年ぶりかで、がんばって、きょうこそは診察してもらわねばと、病院に行こうとしたのに、そのまま寝込んでしまい、予定が台無しになって、せっかくの有給も、むだになってしまったり。
診察後、当分のあいだ、通院しなければ ならなくなっても、自信がないのよね。
本当に辛いからこそ、一度に済ませてしまいたいのよねえ。
やっとの思いで、入院じたくして、病院まで来たのに、また あした、って言われたら、、、
う~ん、崖から突き落とされたみたいなショックかも。。。
つらいね。
患者も、医療者も。
お互いに、つらい。
2020.12.23 (Wed)
なぜ、そう断定できるかって、
『桜を見る会』を めぐる疑惑が(も!)発覚して、国会でも大騒ぎになった時点で、
あくまで潔白を言い張ったアベシ自身が、『ニューオータニ』側に直接、問題の明細書を出してもらえば済むことなのに、
決して、決して、そうしなかったからだ。
この姿勢ひとつで明らかだ。
方法は一つだけしかないわけでもない、その明細書を入手して、ただちに出せば、すぐ決着が つくのだから、すみやかに、秘書に命じる、
もし、それでも埒が明かなきゃ、自分で やれば いい。
もちろん、それを やったらバレることは火を見るより明らかだと分かっていたからこそ、シラを通し切ったに違いない。
そうして、いつまでも、「証拠は ない」一辺倒で押し通そうとした。
どこまで舐めくさるんだか
自己愛と甘えの権化。
この政治屋の母親も、とんだ化け物を産み落としたもんだな。
だいたい、アベシの性質ってのは、顔相にも出てるけどw
基本的に、おカネに無頓着というタイプでは ないよww
むしろ、何事にも細かいし、執着するタイプだろう。
ヨメの昭恵さん自身が言ってたというが、彼女が経営している飲食店の経営にも、首を突っ込もうとしたそうだしね。
しかも、年々、悪人相になっていったなあ。
姿を見るだけで不快!
こういう御面相は、昔から、自民党の政治屋に典型的な特徴だね。
顔見ただけで、「あっ、自民党だ」ってくらいのw
選挙投票でね、もし、所属政党を明記してなくても、プロフィール写真を見ただけで、「こやつは『自民党』だな」と、よける自信が あるわ、私にはww
まあ、政界なかんづく『自民党』は、国民を欺き、悪事を犯すことが大昔からアタリマエになっていて、法を犯すことの是非感覚も、とっくにマヒしきってしまっているんだな。
おのれの だらしなさや悪辣を、ただの一度でも反省するどころか、
一度でも下野させられたら、「こんな人たち!!」と、支持しない有権者を逆恨みする、アベシと自民党。
こんな政治屋の政党と議員を支持する有権者も、同様の腐敗度。
自民党とアベシを支持する山口県の地元民は、それこそ、恥を知れ!というものだ。
しかし、あの「ドリル」なんかも そうだけど、
田舎と呼ばれるような地方は特に、こういう、利己的な基準のみで、政党や議員を選ぶ傾向が強いんだな、昔からだが。
そういう地域に該当する所の人でさえ、ぶっちゃけ言ってたが、「補助金」とかが理由でね。
今回、検察とシャンシャンに持っていきおおせたところで、
たとえ、自民党と地元の支持者らは今後も相変わらず、私利私欲の思惑絡みでもって、アベシを支持し続けたとしても、
なあなあ仲間を除いた国民全体から見れば、政治家として、一個の人間としても、アベシの信用はゼロに等しいよ。
せめて、議員辞職くらいは しなさい。
アベシのオトモダチ含めて、もう じゅうぶん、イイ思いを味わったろ。
「第二次」で返り咲いてからというもの、見るからに高揚し、頬を紅潮させつつ、わけのワカラン演説モドキを撒き散らかしていた、キショクの悪い政治屋代表が、お門違いの履き違えで、「憲法」を弄ろうとした。
現代の『天皇』になりたかったのだろうアベシは、
と、以前にも指摘したけど、
仮病としか思えない、その理由も また、しっかりした判断に自信がとか言い訳していて、前『天皇』の「退位」の理由と よく似てることだ(嗤)
ちなみに、前『天皇』の「退位」についても、真の理由は、他に あるんじゃないのかなと、私は思っている。
もちろん、前『天皇』さんの母上が、その晩年は認知症だったことの懸念は理解できるけれども。
『上皇』なんて、新たな地位を拵えたおかげで、ますます税金かかることになった。
そのうえ、今度は、眞子さん絡みなのか、公助ならぬw『皇女』制度を、だってさ
実は、『桜を見る会』疑惑についての検察聴取を予測してのことだったのが、首相辞任の真因だったのでは?という指摘も出ているようだが、
こないだ、『テレビ朝日』だっけ?すでに、アベシに対する検察聴取が あったというニュースは誤報だったと陳謝したそうだが、さてね。
私は、何やらから「圧力」が あったんじゃないの?と疑ってるんだけどw
やっとこさ、首相を辞めたとたん、またぞろ性懲りもなく、以前にも増して元気いっぱい、
いまだに、臆面もなく、「憲法改正」したいと言い募る恥知らず。
口から出まかせの定番セリフは、
「ワタシに責任がツーカン」。
もう いいっての。
聞き飽きて耳タコどころじゃない、猛烈に不快だ。
「信なくば立たず」と言い放ったんだろ?
この日本には、「晋なく」して当然よ。
全く、いらないんだよ!こんな政治屋。
「晋ある」ままでは、列島の根っこから腐ったまま終わるんだよ。
それにしても、やっぱり、だった。ヘタレ検察が
まあ、次は、『検察審査会』ヨロ!!
2020.12.19 (Sat)
『【続・続】「ファクターX」とは何ぞや&その他の話題』の続き。
いまや世界じゅうの老若男女に、すっかり欠かせない存在となったマスクに対する感覚や装着率、また、先述したような、案外に こまかい生活習慣から、気候風土の大きな差異に至るまで、この『新型コロナ』に まつわる影響度は、「アジア圏」と一口に言えど、各国による違いは様々ありそうなのだけれど、
一口に「アジア圏」に対して、特に「欧米圏」の白人と比べる意味が あるとしたら、
私の推察するところ、やはり、体格というか、われわれ日本人を含めた「東アジア圏」では特に、肥満体の人が少ないほうだと思うのだが、少なくとも欧米圏、なかんづくアメリカ人に多く見られるような、極端なまでの肥満体に、一般的には、そうそう お目に かからない。
なので、『糖尿病』などの罹患率とも、もしかしたら関係あるのかも?と思っている。
ま、とにかく悪辣で、長年かけて日本をダメにしてきた『自民党』と、これにオモネる「補完勢力」党には、いいかげんに退場してもらわないと、
「日本沈没」
は現実に あり得るだろう。
と言うのも、
気を抜くと、鎌首を もたげてくるウイルスは、撲滅が不可能でも、治療の手順や有効な薬が確立されれば、従来の、他の伝染病と同様に、コントロール可能な程度に抑えておけるだろうけれど、
ただし、
若い年齢層を中心に、ほとんど無自覚なほど、症状が出ないとか軽症だからと油断している者が多いだろうが、忘れては いけないよ。
すでに、この「新型コロナ」の大きな特徴として分かっていることは、
体内の奥深くに潜み続けるらしいこと。
これを完全には追い出しにくいこと。
血栓が全身に出来やすいこと。
血栓は、恐いよ。
(過去エントリー『「赤坂ジミン亭」の系譜』から再び)
だーれも いないと思っていても
どこかで どこかでウイルスは~
この影響が本当に出るのは、今後、何年先か何十年先かもよ。
もしかしたら、そのときに、日本の、それも、いま若い年齢層から、人口淘汰が本格的に始まるかもね。
そう言えば、
いよいよ大変なことになってる「新型コロナ」で、比較的低め推移で来れた『東アジア圏』でも、日本人の場合の「ファクターX」なるものについての一部には、日本では生後半年までや学校で接種されていた『BCG』(牛の『天然痘』ウイルス由来)が挙げられているようだが、世界じゅうで最悪レベルの感染率と死者数を出し続けているアメリカでは実施されていないことらしいね。
「新型コロナ」の特徴にも、『結核』と事情が共通しているみたいなところが あるようで、どちらも、一見は無症状でも、実は体内深くに沈潜するとか、しぶといとか。
ただ、結核は「菌」であり、コロナは「ウイルス」なんだけどね。
先行エントリーで、母親が罹患した経験のある『気管支喘息』や『リンパ結核』についての長年の疑問について述べたが、
過去エントリーの どこかでも触れたように、実は、一昨年くらいだったか、突然、起床時から体調の激しい異変を起こし、ついには、血痰というのだろうか、うがいしたあと、少々の血を吐いたということもあったので、そのときの、いろいろな変調を思っても、自分が乳児の頃に、母親から感染していたかもしれないのに、全く気づかないままだった菌とかにも、もしや?と思い当たったわけ。
それにしても、
中国当局は、あれ以来、原因の追究は してるのかなあ?
「蝙蝠」や何かの話は どうなった??
それと、アメリカね。
中国に言わせれば、そもそもアメリカ側が持ち込んだとも主張してるらしいけど、それは さて置くとして、
例の「トランプ信者」と呼ばれる人々にだって、自分の家族とか身近の人が亡くなったということが多々ありそうなものなのに、
相変わらず、「マスクは不要!コロナなんて、どうってことないんだ!!」と、もはや狂気に近く強気なトランプさんに唱和し続けているんだろうか?
つくづく、ケッタイなことだ。
マスクと言えば、
「新型コロナ」以前には、日本人のなかにも、マスク愛用する人を指して、ことさら揶揄する向きが見られたが、いまでは、すっかり、見かけなくなったね。
それどころか、
冷風に晒されると、色白すぎて、目の下は真っ青、頬は真っ赤という凄まじいことになる私自身、冬季にこそ、顔面の皮膚や、生来の弱点である喉を冷やさない効果もあるマスクを重宝していたが
夏季にまでマスクしている人を初めて目撃したときは、それは皆、女性ばかりだったが、
「何のため?このクソ暑いときに!」
とビックリし、呆れたけれど、
いまでは、夏にもマスクしなければならない仕儀となった。
私は、もともと暑がりだし、いつも、なんとなく息苦しい感じが あるので、これも また困る。。。
この「新型コロナ」は、
「ソーシャル ディスタンス」を筆頭に、およそ以前には なかったほどの、われわれの価値観の真逆転換を齎すことになった。
「自粛・抑制」するのか?「経済」を取るのか?という(わかりやすい)葛藤のド真ん中に突き落とし、
すでに蔓延していた、あらゆる面における「分断」現象を、厭と言うほど、これでもかと具体化して目の当たりに見せつけ、
前代未聞の教訓を、人類に知らしめることとなった。